シニア お正月のしめ飾りづくり
本日はシニアのお正月のしめ飾りづくり講座が開催されました。
講師は丹野先生、16名の方にお集まりいただき、
午前中は座学、午後は実際にしめ飾りを作るという内容です。
しめ飾りというのは、お正月に「年神様」と呼ばれる神様をお迎えするにあたり、
その場所を神聖な場所にするために飾られるものと言われています。
飾られる紙垂や裏白などの縁起物も、できるだけ自然の素材を使い、
より自然のパワーを感じられるしめ飾りを作ります。
束を3つに分け、ねじりながら編んでいきます。
先生は3つの束を同時に編めるそうですが、
皆さん悪戦苦闘しつつ、一生懸命藁を編まれていました。
二人一組で藁を編んだり、先に出来た人がサポートに入るなど、
皆さんの息もぴったりでした。
先の方になると、どうしてもけば立ってしまうので、
はさみで適宜形を整えます。
そして、先端を少し残して輪の形にします。
次からは縁起物の飾りつけの工程です。
今回は裏白、紙垂、水引き、マツ、稲穂、千両、金柑、松ぼっくり
を使って、飾りつけをしていきます。
紙を切ったり、ワイヤリングをしたりして、飾りを整える作業。
紙垂の切り方、折り方、少し複雑でしたでしょうか。
皆さんお互いに声を掛け合いながら、作品と向き合っていました。
ここは、1人1人のセンスの見せ所。
こうして完成させた世界にたった一つのしめ飾りは、
買ったものとは違う愛着が湧くものです。
日本の伝統文化を感じるしめ飾り、
皆さまも是非ご自身で作ってみられ、
新しい1年を神聖な気持ちで迎えてみてはいかがでしょうか。(村上)
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