« 2016年も黒川特製味噌作り実施します! | トップページ | 今年もありがとうございました。 »

2015年12月26日 (土)

キンカン、食べてみました。

昨日は暖かかったのに、今日はまた冷え込んだ朝です。

12月13日に行われたおもちつきでは、たくさんの方がしめ飾り作りに挑戦しました。
その時のために地元の方が取ってきてくださった、キンカンの実が多少手元に残っていました。そのまま捨てるにはもったいない!ということで、いろいろ調べてみました。
P1240851




なんといっても、そのまま食べる!
P1240854P1240848




実を見ると、みかんの仲間のように思えますが、なんと、皮ごと食べられます。
実際、食べてみると、皮が甘い!!
当センターの所長は、小さいころ、近所にキンカンの木があり、皮だけ食べていたそうです。
よく熟した実を食べると、甘酸っぱい味でした。
職員の一人は、「ハチミツキンカンのど飴の味がする~。」と言っていましたが、
感じ方は人それぞれですね。
さて、そのまま食べてみると、こんなにたくさんの種が出てきました。
実の大きさは、上の写真の通りなので、中身はほとんどタネ!?
P1240852




キンカンには、ビタミンC、ビタミンE、クエン酸などを多く含んでいるとのこと。
かぜに効くというのは有名ですし、のど飴に代表されるように、咳症状の緩和など、
とても役に立っているそうです。

さらに、このタネが、化粧水になるという情報も発見。

タネのまわりのペクチンが、保湿効果があるとのことで、
このタネを焼酎につけておき、ドロッとしてきたら、薄めて使うのだそうです。

実は、私自身、ゆずの種の化粧水をもらったことがあり、
使ってみると、確かに、保湿効果抜群!だったことを思い出しました。

ほかにも、実(み)は甘露煮や金柑酒、ハチミツキンカンなどで食す方法もあるそうです。
保存方法としても、このような方法が良いそうです。

と、ここまで金柑の効能が分かってしまうと、育ててみたくなるものです。
せっかく種もあるし。。。ということで、今年は植えてみようかと思います。
実がなるまで、10年かかるという説もありますが。。。

所長は、センターにある鉢で育てています。
苗から育てているそうですが、今年は実が二つなっています。
入口付近に置いてありますので、センターにお越しの際は、ぜひ覗いてみてください。
たくさん実がなる日が待ち遠しいですね。


P1240862P1240863 P1240864





このキンカンの枝には、トゲが沢山あります。ささると結構痛いので、注意してくださいね。
P1240850(高柳)


|

« 2016年も黒川特製味噌作り実施します! | トップページ | 今年もありがとうございました。 »