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2015年10月 5日 (月)

神奈川シニア自然大学校「里山保全科」

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本日、神奈川シニア自然大学校の里山保全科の活動日です。

今回は、「間伐の基礎」というテーマで実施しました。
参加者5名、スタッフ3名、合計8名での実施です。
●10:00 間伐の基礎講座

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木を倒すための、受け口、追い口の入れ方を、ホワイトボードで確認しました。


●10:15 間伐体験

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2本の木を実際に倒してみました。最初は枯れた細い木に、受け口、追い口を入れて切り倒してみました。倒れる時にゆっくり倒れるのは、「つる」という部分がつながっているのでゆっくり倒すことができるのです。
次に直径30㎝程のシラカシの木を倒すことにしました。ロープを掛けて引っ張りながら、狙った方向に倒します。

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今回もつるが利いて、ほぼ狙った所に倒すことができました。1本の木を切っただけで、回りがだいぶ明るくなりました。
切った木は、枝を払い、幹の部分は40cm程の玉切りにし、午前中の作業を終了しました。
●12:00 昼食
お弁当を食べ、午後の作業に備えます。
●13:00 木の片づけ

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午前に切った木をグラウンドに運んで、枝の部分はキャンプファイヤーサークルにて焼却しました。ただ燃やすだけではもったいないので、お芋を灰の中に埋め込みました。
幹の部分は斧で割って、薪にしました。
●14:30 終了

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まとめを行い、木を倒す方法の確認と、1本の木を倒した後の始末の大変さを確認しました。
当センターでは、切った木を薪として活用できるので、良いのですが、今、木はゴミとして処理しなくてはいけない時代になっています。有効活用出来るといいのですが。難しいですね。(野口)

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