のあそびくらぶ~優しさっていっぱい~
本日の、のあそびくらぶの報告です。
○参加者…13名
いつも通り森の中でのお約束を確認してから、遊びに行きました。
何度も遊びに来てくれているお友達は約束を覚えてくれているので、初めて来てくれたお友達やみんなに教えてくれます。
最初にどんぐり山と真光寺公園、どちらで遊びたいか聞いてみたところ、真光寺公園を選ぶ子が多かったです。
そのため、どんぐり山で遊んでから真光寺公園に移動しようという話になったのですが、思いのほかどんぐり山での遊びに夢中になりどんぐり山で遊ぶことに…。
それぞれに遊びたい遊びがあったり、遊びたくなる遊びが生まれること。
こどもの遊ぶ力や想像力は面白く楽しいな~!
どんぐりを集めて皮を剥いたり、軍手につめてみたり…。
どんぐりを並べ迷路を作り、中から出てきた虫のお家にしたりなんかもしていました。
どんぐりの中に虫がいることが発見できたのもすごいことです。
自然の中には教えられて知る学びだけではなく、自らの体験を通して出会う気づきや発見が沢山あります。
また、体験を通して出会う発見はインパクトも大きいように感じます。
崖のぼりや崖滑りも人気な遊びのひとつです。
センターにあるソリを使って滑る男の子もいました。
ソリを持ってきた男の子は思いついたようにセンター内からソリを持ってきたのですが、素敵なのは、そのときに持ってきてくれたソリの数!
私も含め4人の子がその時一緒に遊んでいたのですが、4枚のソリを持ってきてくれたのです。
こういった優しさが、本当に素敵だなぁと思います。
例えば、重たいものを持っているお友達を手伝ってあげる。
「大丈夫?」と相手を気にして声を掛ける…。
色んな場面でこどもの優しさを感じる機会があります。
その姿に出会ったとき私が大切にしたいと思っていることは、「嬉しいなぁ~。優しいなぁ~。」そんな風に感じた嬉しい気持ちを言葉で伝えることです。
「あなたのしてくれたことや言葉が、私や他の人を嬉しい気持ちにしてくれたんだよ~!ありがとう!」そんな気持ちを言葉で伝えていきたいと思っています。
それは、逆に嫌な思いや痛い思いをしたときにも同じことが言えると思います。
「これが嫌だった。これが痛かった。」そんな風に思ったことや感じたことを素直に伝え関わることも大切にしたいです。
色んな体験や経験をしたからこそ、思いやりや想像力は養われると思っています。
他にもゾンビごっこ。(ある1人の男の子がひたすらゾンビを演じていました。)
竹運びやお家作り。
枯れた笹の上でトランポリンをしたり、色んな遊びをしていました。
今日私がこどもからかけてもらって特に嬉しかった言葉は、
「帽子のかぶったどんぐりは、やいもにあげる!」と、「僕はこの道も行けるんだよ!」の言葉です。
草や木の生い茂る森の中では、歩くだけでも冒険・チャレンジ!
「僕(私)、こんな道も自分で歩けたよ~!」
そういった小さな自信も、こどもたちは遊びを通して積み重ねているのかな~?そうだと嬉しいな~。
そんなことを思いながら…。
今年度ののあそびくらぶも実施回数が19回目となり、こどもの成長を色んな場面で感じることができます。
これからも、いつも来てくれている子、初めて来てくれる子、色んな多くの子と自然の中で様々な体験を共にしたいなぁと思います。
(のあそびくらぶでは、10回・15回・20回etc...とたくさん来てくれているお友達に、参加回数ごとプレゼントを渡しています。本日は15回目のお友達と全部参加してくれている20回目のお友達に、ありがとうを込めてプレゼント!いつもありがとう~。)
こどもがそれぞれに感じた色んな気持ちや体験が、前向きに育っていくきっかけのひとつになることを願って…!
本日ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
また会える日を楽しみにしています。(黒田)
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