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2015年9月19日 (土)

まいぎり式り火おこしの準備

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木と木をこすり合わせて火をおこす、まいぎり式火おこし道具の準備をしました。

今回は一番重要な部分である、道具の先に装着する芯が作りました。

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この芯の良し悪しで火の付き方に大きく影響を及ぼします。

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センターでは、アジサイの枝を使います。以前剪定して乾燥させて枝を使います。

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アジサイの枝は、芯がスポンジ状のため、擦りつけても芯がとがってしまうことがありません。とがってしまうとキリの様に、穴を掘ってしまって摩擦が起きないのです。
アジサイやウツギの枝などが芯が空洞のため火おこしには最適とのこと。

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曲がっていては、上手に回らないため、まっすぐな枝が必要になります。
木の皮が付いていると、火がおきずらいため、皮を削って、装着部分も細く削りを入れます。
今はマッチ使う事もほとんどない時代です。木と木を擦って火をおこす感動を多くの味わっていただきたいと思うと、道具を作る手にも力が入ります。
さて、何人の子どもたちが、この道具で火をつけることができるでしょうか?
後日、報告させていただきます。(野口)

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