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2015年9月20日 (日)

カレー試作!

本日は、ダッチオーブンとバーベキューグリルでかぼちゃカレーとナンの試作をしました。

○かぼちゃカレー
(材料)
「かぼちゃまるごと1個」が重要な役割を担います。頭を少し切り、中の種とワタをスプーンでくりぬきます。

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その他、ニンニク、ショウガのみじん切り、ひき肉、みじん切りの玉ねぎ・ニンジン、ナス、ズッキーニ、ジャガイモ、トマト缶、ひき肉などが入るレシピでしたが、ニンジンやズッキーニがなかったので、玉ねぎを多めにきざみ、実験畑でできたピーマンとししとうを入れました。
○ナン
センターでお馴染のドラム缶ピザのピザ粉とほぼ同じ材料です。

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ちがうのは、オリーブ油がバターに変わり、さらに「ヨーグルト」と「牛乳」が入ることでしょうか。中力粉、イースト菌、塩と砂糖を入れ、ふるいにかけ、材料を混ぜ、夏場は1時間くらい発酵させます。
○道具

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主な道具は、バーベキューグリルとダッチオーブンです。

火は炭を使います。チムニースターターで火をおこすと着火剤がなくても簡単に火が付きます。
火のついた炭をバーベキューグリルにセッティングし、下準備はここまでです。
○作り方

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ダッチオーブンを熱し、オリーブ油を入れ、みじん切りにしたニンニク・生姜を炒めます。香りが出てきたところで、玉ねぎのみじん切りを炒め始めます。玉ねぎは、透明になるくらいまで炒めた後に、ひき肉を入れて炒めます。

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火が通ったところで、くりぬいたかぼちゃの中に炒めた玉ねぎとひき肉を詰めます。ちょっと量が多くて入り切りませんでしたが、かぼちゃの周りで、その他の材料も火を通すので、そのままおいておきました。レシピでは、水は入れませんが、過去の経験から、水分が足りず焦げてしまっていたので、トマト缶ひとつ分くらいの水を追加でかぼちゃの周りに入れました。

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あとは、かぼちゃが柔らかくなるまで放っておきます。これが、ダッチオーブンのパワーです。

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この間に、発酵したナンの記事を伸ばします。ナンは三角形になるように伸ばすのがコツです。この形・・・カレーの本場、インドの形にするんだそうです。

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さて、そろそろ柔らかくなったでしょうか?野菜からの水分などもあり、すっかり煮えました。

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あとは、かぼちゃを崩していきます。崩す大きさはお好みですが、ジャガイモと同じくらいの大きさになるのがいいのかな?と思います。塩コショウとスパイスで味を調えます。今回のスパイスは、クミン、カルダモン、ターメリック、コリアンダー、チリペッパーとガラムマサラです。ガラムマサラはレシピにはありませんが色んなスパイスの組み合わせで、これだけでもカレー風味です。チリペッパーとガラムマサラが辛みがあるので、お好みの量で調整し、カレーは完成です。

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ダッチオーブンを下し、バーベキューグリルにはナンを焼く準備が整いました。始めは、バーベキューグリルのフタを閉めましたが、鉄板があったまるとすぐに焼けてくるので、フタは閉めなくても良さそうです。バターが入っているためか、油を敷かなくてもくっつかずに焼けました。この焦げ色が食欲を増します。美味しそうな加減に焼けたら、完成です!

ナンは焼くのに時間がかからず、ダッチオーブンは保温機能があるので、ナンを焼いている間もカレーは冷めませんでした。

○おまけ

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ナンを作るときに使ったヨーグルトと牛乳の余りで、ラッシーを作りました。ヨーグルトと牛乳、少しのレモン汁とハチミツで甘みを足し、ミキサーで撹拌します。最後にお好みでシナモンパウダーをかけると美味しそうなラッシーの出来上がりです。ラッシーの作り方は他にもいろいろあるようです。お好みの味を見つけて下さい!

さて、今後、カレーが事業で出てくる日を楽しみにお待ちくださいね!

ダッチオーブンは貸し出し備品にはありませんので、作ってみたい方は、要相談です。事前の材料の準備、指導職員の配置もあるので、お早めにご相談頂ければ対応できる日もあると思いますので、ご相談ください。(岸本)

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