いちにちのあそび 報告~生き物観察はおもしろい~
いちにちのあそびの報告です。今日は、お天気が心配されましたが、何とか持ちこたえ、暑いくらいの陽気と青空が出迎えてくれました。
○参加者 18名
公園に着くと、開放感があり、エネルギーが爆発します。
思いっきり斜面を駆け下りました。
道中はよもぎもたくさんありました。「ギザギザ葉っぱの裏は白」これが合言葉です。一つ一つ確認しながら集めていきました。
ごろごろごろ。ここにくると、お決まりの遊びの1つです。
回って降りてくるだけで、なんでこんなに楽しいのでしょうか。
こちらは、ごろん。あー、気持ちいい!
おや?こんなところに、カメ発見!!!さっそく観察開始です。おそるおそる甲羅を触ってみます。軍手をつけて触ってみた子が、おもむろに軍手を外し、触ってみると、「あ、ざらざらしてる!」 触れるという体験も、五感を養う意味では大切な体験です。
本物に触れる、他の子に刺激されて、一歩踏み出す、そんな機会ものあそびでは大切にしています。
このカメは、どうやら、池から出てきたようです。
池をのぞくと、たくさんのカメが浮かんでいました。「あ、赤ちゃんだー!」小さいカメもいました。金色の鯉も発見!!大きな声で叫んで皆に知らせます。
今日は、だるまさんがころんだ、をカメバージョンで行ったり。。(カメの姿で進みます。)
「あ、あの雲は、ワニに見える」「こっちはくじらだよ。」青空に浮かぶ白い雲を見て、想像力が働きます。このようなシンプルな遊びをしていると、子どもの発想というのは、本当に豊かで純粋であることを思い知らされます。
地面の植物や昆虫にも興味津々。クモやモンシロチョウ、シデムシ、ダンゴムシ、ワラジムシ、カミキリムシの仲間などを見つけては、眺めたり、つかんだり。時には、踏んでしまったり、池のコイにあげてみたり。
木登りに挑戦!?
お待ちかねのお昼タイムです。
作ってくれた、お家の人に感謝して、「いただきまーす!!」
午後は、どんぐり山(センター内)に戻ってきて遊びます。
まずは、午後の始めに、自然を使った宝探しをしました。(カモフラージュというゲームです。)
自然の中に隠されている人工物を探します。見つけた数を、心の中で数えながら進み、ゴールにいるスタッフにそっと伝えます。見つけたものは言いたくて仕方がない年代。なかなか黙っているのは難しかったと思いますが、みんな、上手に宝探しで楽しむことが出来ました。
そして、少し離れた場所には、モグラの死骸がありました。
大人のこぶしほどの、大きなモグラ。なかなかモグラの本物に会える機会も少ないと思いますが、こちらも子どもたちは興味津々。
観察が終わると、お墓を作ってあげました。
どんぐり山の中では、基地作りが始まりました。
入り口に竹の枝をたて、葉っぱで飾り付けます。
イス代わりにしていた丸太を、基地に運ぼう!と転がしてみると、アリの巣が!!!
小さなアリたちが、卵をもって必死に逃げていました。
実は、先週ののあそびくらぶでも、アリの行動を観察しました。卵をもって逃げる姿がかわいそうな気もしましたが、やはり、生き物観察は、貴重な機会なので、観察タイムの開始です。
生き物の観察は、食いつきが違います。
虫に興味がある子はもちろん、虫は苦手、という子も、興味本位でのぞきにきます。遠目で見るだけでもいいのです。この世界に、いろいろな生き物がいて、いろいろな役割を果たしているということを感じてくれていたら嬉しいなと思います。
一日遊んだとは思えないほど、エネルギーにあふれ、行動的な子ども達でした。
今日は、雨上がりで、かなり地面も滑りやすく、洋服の泥汚れが大変だったと思います。
このような活動ができるのも、洗濯やその他の準備をしてくださる保護者の皆様のおかげです。ご参加頂き、本当にありがとうございました。そして、また9月にいちにちのあそびを開催しますので、またお会いできますことを楽しみにしております!(高柳)
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