神奈川シニア自然大学校「里山保全科」開校
本日より、神奈川シニア自然大学校との共催事業として年間11回の「里山保全科」が開校しました。参加者は6名。
黒川青少年野外活動センターおよび各地域で保全活動を実践していくことを念頭に、里山保全の基礎を体験から学びます。
地域によっては担い手不足が深刻な課題になっています。将来にわたって良質な環境を残していくため、学びを行動にすることを目指しています。
10:00 フィールド踏査
陰になった桜に枝が枯れてしまうこと。シラカシが大きくなりすぎて光が入らないこと。斜面が多くの土が流れてしまうこと。土留めや柵が壊れてしまうこと。道路脇のスペースをアジサイロードにしたいこと。などを伝えました。
12:00 昼食
各自持ち寄ったお弁当を満開の桜を見ながら食べました。掘りたてのタケノコは刺身とつぼやきにして食べました。
13:00 安全管理(道具の使い方、装備)
木を切るには、受け口を作り、反対側から追い口を入れて切り倒すことを確認し、のこぎりを使って直径15CMのシラカシを切り倒しました。切り倒したシラカシを土留めに使い、階段の修理を行いました。
15:00 記念撮影・終了
これから1年間、道具のメンテナンス、間伐、草刈り、炭焼き、ロケットストーブ作り、椎茸の植菌等、体験を通じて身に着けていただきたいと思いまます。
当センターより、地域のボランティアの担い手が育って行ってくれることを期待したいと思います。(野口)
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