満開の桜の花の下で行うはずが、小雨混じりのため、青空ではなく青天井のブルーシートタープの下からスタートとなりました。
参加者4名、講師(やまぼうし自然学校)8名、センター職員1名、合計13名で活動開始です。
○10:00 活動開始
先月に引き続き、雨が降り始めていたため、タープの下で準備体操を行いました。
土留めの横木に使う竹を切るため、竹林に移動すると、タケノコを発見。フェンス沿いや道から出ているタケノコは、撤去しなくてはいけないので、まずはタケノコを掘ることから、始めることとなりました。
また、別の斜面では、ハリギリを発見。ハリギリの新芽は山菜として美味しい食材です。ちょうど取り時だったので、新芽を摘ませていただきました。
旬の食材を収穫を楽しんだ後に、土留め用の竹を10本切り倒しました。今回は熟練メンバーがそろったため、30分くらいで、竹を切り終えることができました。
切った竹は枝を払って、グラウンドまで運びます。長い竹を運ぶのは結構大変な作業です。
○11:30 昼食
定番のカレーライスと共に、収穫をしたタケノコとハリギリのてんぷらを楽しみました。
ロケットストーブを使ってアウトドアクッキング感覚でてんぷらを揚げました。
つぼ焼いも器にタケノコを吊るした、焼きタケノコにも挑戦しました。
○13:00 ミニ講義
講師の山口さんよりタイムリーな話題「桜について」の講義をいただきました。桜の見分け方や桜の語源、桜の利用方法について、お話しいただきました。
○13:30 活動開始
午後の作業は、コンビニ方面に降りる階段脇の斜面に土留めをします。上に立ち枯れのコナラの木があったため、まずはコナラの撤去から行いました。
作業環境が整った所で、以前に組んだ土留めが流れてしまった個所に杭を打ち、竹を寝かし、流れてしまった土を止めました。
○14:30 終了・まとめ
完成した土留めと共に記念撮影。最後にお昼に煮込んでおいたタケノコの煮つけをいただき、終了となりました。
作業も充実していましたが、旬の食材も充実して、心も体もおなかも満足した活動となりました。(野口)