センターでは、昨日から『ウィルダネス・ファーストエイド(野外・災害救急法)』の研修が行われています。
ウィルダネスとは、直訳すると荒野などという意味で、この救急法は、山奥など助けが来るのに時間がかかる状況で、いかに安全を確保して命を繋ぐかというところに重点が置かれています。
研修は世界各国で行われていて、日本では2007年に初めて実施され、現在は、ウィルダネス メディカル アソシエイツ ジャパン(WMAJ)が、日本の窓口となっています。
カリキュラムは、座学を通じて頭で理論的に理解した上で、実技を通じ体で覚える学習スタイルとなっていて、参加者の皆さんは、救急法の知識・技術を体得すべく、シミュレーションを重ねていました。
緊急時に平常心を保って対応するためにも、シビアな状況下でのスキルを身に付けておくことは有効だと感じました。興味を持たれた方は、ウェブなどでチェックしてみてくださいね。(塚原)