のあそびくらぶ〜2014年度最後の活動!〜
「のあそびくらぶ」の活動のご報告です。2014年度の「のあそびくらぶ」の活動も最後となりました。今日は25名のお友達が集まってくれました。最後だから何か特別なことをするわけではありません。最後だからこそ、いつもの外遊びを心ゆくまで楽しみました。
最初は、みんなで桜を見に行きました。散策路に出ると、遠くにピンクの桜が見えました。「桜って好きー」「きれいー!」「下から見るときれいなんだよ」と、桜の美しさにうっとりの子ども達。
桜の近くに行くと、しゃがみこみ、落ちている桜花びらをひたすら拾います。大人は花見楽しみますが、子ども達は、桜そのものを手にとって間近で見たい!さわりたい!という思いがあるようです。(桜は折らない!というお約束をしています)
花びらをふーっとしてみます。
においをかぎました。どんな香りがしたのでしょうか??
「ねえ見てみて!手が届くよ!」と桜を背比べ。桜でもいろいろな関わり方、遊び方がありました。花見をするだけではないのですね・・・!
桜の豪華絢爛な美しさは、大人子ども関係なく、心に響くもの。春の空気をめいっぱい楽しんでいました。
お馴染の坂登り。軍手をして、どんどん上に登っていきます。
これは靴磨き屋さんです。どこかからかタワシ(木の枝)も見つけてきました。「お金はいくら?」と聞くと「無料!」とのことでした。靴磨きのボランティア活動?スタッフの大きな靴、お友達の小さな靴も磨いてきれいにしていました。
これは靴磨き屋さんです。どこかからかタワシ(木の枝)も見つけてきました。「お金はいくら?」と聞くと「無料!」とのことでした。靴磨きのボランティア活動?スタッフの大きな靴、お友達の小さな靴も磨いてきれいにしていました。
ジャム作り~!
「いーれーてー!」「いいよー!」他の子が来ても遊びにいれてあげていました。遊びに新加入した子には、どのような遊びなのかルールを説明してあげていました。「混ぜる時はもうちょっと細い枝を使ってね!」遊びの中にもこだわりがあるようで面白いです。
靴を落としてしまった女の子。下にいた男の子が「僕がとるよ!」と言って取りに行きました。すると、上にもう1人男の子がいて「僕が靴をはめてあげるよ!はい貸して!」と言って靴をはめてあげていました。
困っているお友達を助ける優しい2人の王子様の登場に、女の子も嬉しそうにしていました。人のために何かをする!という気持ち、とても大切です。
今年度来てくれている子は、4月から継続的に来てくれている子多かったように思います。中でも年長さんの多くは、年中さんから2年来てくれている子でした。はじめはおとなしかった子が回数を重ねるごとに元気に遊ぶようになったり、虫が苦手だった子が虫を持てるようになったり、木登りができるようになったり、いろんな成長を見ることができました。体もひとまわり大きくなり、お友達に優しくしたり、生き物や植物に愛情を注いだり、と心も豊かになっていくのを感じました。
テレビゲームはクリアしたらおしまいですが、自然には終わりがありません。春にタケノコが生えて、夏に虫がでてきて、秋は落ち葉、冬は焚き火ができます。1年が終わると、また新しい1年が始まります。絶えず変化し続ける自然は、子ども達の好奇心をいつも満たしてくれます。そして、木の棒やどんぐりなど、シンプルな自然物は子ども達の想像力次第で何にでも変化できます。お店になったり、バズーカになったり、動物ごっこができたり、たくさん感じて、考えて遊びにつなげていました。
幼児期は人間形成において、大切な時期だと言われています。知識は大人になってからでもいくらでもつけられますが、感覚的なところは幼児期に培われるところが大きいです。自然体験は、子ども達のこれからの生活、考え方に、良い影響を及ぼしてくれると思います。元気な体をつくります。小学校に行っても、たくさんたくさん遊んでもらえると嬉しいです。
遊んでいる時の子ども達はいつも笑顔いっぱいです。笑顔は人幸せにします。周りの人たちも幸せにします。子ども達の毎日がたくさんの笑顔で溢れますように!
センターでも様々なイベントをしていきますので、機会があればぜひぜひご参加ください!ご参加頂きありがとうございました!まったね~!(岩井)
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