明日、センターの利用団体さんが、ボランティア研修ということで、森の手入れを行ってくれます。
その作業に伴い、センターのチェーンソーを整備(メンテナンス)しました。
まずは、チェーンソーの刃を外し、カバー内に詰まった木くずを取り除きます。ここがが詰まると、刃にオイルを送る穴がふさがってしまうため、きれいに取り除きます。
刃を戻し、切れ味が甘くなった刃の目立てを行います。棒ヤスリにゲイジを付けて、30度の角度を保って刃を研いでいきます。
刃は、左右交互に付いているため、最初に同じ方向の刃だけ研ぎ、向きを変えて反対側の刃を研ぎます。1本の刃を5~6回棒ヤスリを通せば、刃先を鋭く研ぐことができます。
刃の前にある突起をデプスゲージと言い、木を切るときの刃の食い込みを調節する役目があります。この部分は、平ヤスリを専用ゲージに付けて上から数回こすって削ります。
この作業をすると、切れ味が格段に良くなります。木を切った木くずが大きければ、目立て成功。粉のような木くずだと、失敗ということになります。
明日の作業で使ってみて、切れ味を確かめたいと思います。
道具のメンテナンス、大切ですよね。いつでも最高の状態で使えるようにしておくのが理想ですが、ついつい、使う時になって整備をするようになってしまいます。ボーイスカウトの言葉のように「備えよ常に」を心がけたいと思います。(野口)