ネイチャーボランティア第65回報告
第65回ネイチャーボランティアの活動報告です。
講師にやまぼうし自然学校のスタッフ6名、参加者3名、センター職員2名の合計11名で実施いたしました。
活動開始時は手が凍える寒さでしたが、日差しは暖かく作業中には汗ばむ陽気でした。
〇10:00 活動開始
室内で今日の活動場所を確認し、さっそく外に出て、準備体操を行った後に活動を始めます。
本日は、住居跡下のシラカシの木の伐採と住居跡周辺の整理を行います。
3本並んでいるように見える、真ん中のシラカシを伐採します。
根本がくっついていること、隣の柵に倒れこまない様に倒す必要があることなど、難易度の高いものでした。
また、安全に倒せるように、倒れたときに下になる部分も整理してから行いました。
倒す木には、ロープを2本かけました。一本はガイド用で、間違って柵側に行かない様に張っておきました。きれいに倒れ、また光が差し込むようになりました。
切った木も、住居跡まで運び、薪として使うものと、小さな枝は次々に燃やしていきました。
木を運ぶ人、燃やす人、燃やしたり薪にするのに都合のいい大きさに切っていく人、手分けして行っていったので、午前中の内に住居跡下はきれいになりました。
〇12:00 昼食
カレーと、やまぼうし自然学校の講師の方が手づくりしていただいた、漬物でおいしくいただきました。〇12:45 ミニ講座
「春の七草」についての講座です。現在の暦は太陽暦ですが、かつては太陰暦での1月7日に七草がゆを食べていたので、本来的には今の2月中旬すぎの草花なのでしょう。春の七草に合わせて、お正月についてもお話がありました。かつての慣わしも、時代とともにへんかしていることも多いようです。
〇13:00 午後の活動開始
午前中に伐採したシラカシの木を、次々に薪にしていきます。細い枝や葉は、どんどん燃していきました。斧でも薪を割りながらも、節があって割りにくい丸太は、薪割り器「剛腕君」が活躍してくれました。 薪は、住居跡に積んで整理し、すっかりきれいになりました。少しずつフィールドがきれいになり、過ごしやすい場所が整ってきているように感じます。薪の割れる瞬間の快感も味わう事が出来ます。次回のネイチャーボランティアの活動日は、2月1日(日)です。皆さんもぜひご参加下さい。お待ちしています。(岸本)
| 固定リンク