栗木台小学校5年生「里山の授業」
本日、栗木台小学校5年生のみんなが、センターに訪れ、「里山の授業」行われました。
本来里山とは、家の近くにある雑木林のことを言い、生活に必要な薪を集めたり、畑等に必要な堆肥を作るため、落ち葉を集めたり、草を刈ったりしたしていました。しかし、石油やガスや電気のおかげで、薪は必要なくなり、堆肥は化学肥料へと変わっていき、里山の必要性が薄れてしまいました。
センターでは、「みんなが集える森」、「子どもたちが安全に遊べる森」を目指して、月1回のネイチャーボランティア事業を実施しています。木を切って薪にしたり、下草を刈って風通しを良くしたり、落ち葉を集めて堆肥を作ったりしています。その結果、森に光が入り、下から新しい命が芽吹いてきます。
後半は、実際にセンターの自然を見てみようということで、グラウンドへ。
10年以上前に植えた「ほうの木」が、周りの木によって光を遮断され、成長が妨げられている状態を見て、手入れの必要性を実感してもらいました。
次回12月11日は、センターの森で実際に里山の手入れ体験を行います。
実体験を通じて、身近な自然に興味をもち、黒川の森を地域全体で手を入れ、育てていければ嬉しいです。(野口)
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