葉を落とすという自然のサイクル
センターで育てている紫陽花も、葉っぱがすっかり落ちてしまいました。
細い木の枝だけになった姿は、枯れてしまったのでは??と思ってしまいますが、よーく見てみると・・・
葉っぱがあると葉裏の気孔からどんどん水分が奪われて木全体が死んでしまいます。そうならないために余分な葉っぱを落として休眠状態を作っているのです。
木もなかなか賢いですね!
この後、自然界では、落ち葉が腐葉土となり、そこで微生物や生き物達の命を育みます。また、ふかふかの腐葉土がダムとなり、雨を蓄え、山崩れを防いだり。流れ出る水の量をコントロールしています。そして、土から新たな芽が出て大樹となり、葉を落とし・・・と自然界は無駄なく上手にできています。人間の生活は何かと無駄なモノが出てしまい、最終的にはゴミとなることが多いです。無駄なモノも上手に活用してゴミを出さない暮らしに近づきたい!自然界を見習わなければならないなと感じました。(岩井)
| 固定リンク