ジョロウグモ
9月に入り、あちこちでクモの巣をよく見るようになってきました。中央で少しグロテスクな姿で獲物を待っているのは、ジョロウグモのメスです。
よく見ると、たいていの巣で、中央のクモとは別に、小さなクモが一匹くっついています。これはオスのクモで、なんでも求愛の機会をねらっているのだとか。失敗して食べられてしまうこともあるらしく、命がけで子孫を残そうとしているかと思うと、おもわず応援したくなります。
写真のメスは、まだスマートな姿をしていますが、産卵が近くなると、もっと腹部が膨らんでくるようです。もしジョロウグモを見かけたら、お腹の大きさで季節の進行を感じられるかもしれませんね。万人におススメはしませんが・・・ (塚原)
| 固定リンク