トックリバチの巣
先日、センターで見つけたトックリバチの巣を、利用者の方から頂きました。
大きさは直径1㎝くらいで、徳利のような形をしています。
こんなに小さな巣を作る蜂もいるのですね。
「楽しみに分解してください」とのことだったので、さっそく分解してみました。
トックリバチの巣を分解した画像も合わせて頂いたのですが、そこには、巣の中に大量のイモムシが詰まっている様子がありました。
トックリバチは巣に卵を産み付けます。さらに、巣に別室を作り、そこに麻酔をかけて仕留めたイモムシや蛾の幼虫などを閉じ込めておくことで、卵から孵化した幼虫の餌を確保します。
ぎっしりとイモムシが詰まっているのか……と緊張しながら、少しずつ巣を開けてみると、なにやら白いものがいました。
白いものをどかしてみると、白い膜が張ってあります。
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