のあそびくらぶ~小雨降る中歩いていく~
のあそびくらぶの活動のご報告です。
本日は20名のお友達にお集まりいただきました。
のあそびくらぶのお約束の1つが「ハチが来たらお地蔵さん」です。森の中にはハチがいます。お互いが仲良く暮らせるよう、ハチを刺激しないためのお約束です。みんなお地蔵さんになって練習しています。
しとしと雨が降る中ではありますが、センターにはキノコが大量発生!さわってみるとヌルヌルした感触がしました。
お山も登っていきます。
「雨の日だからすべりやすいね」雨により地面の様子が変化していることをわかっている様子でした。
少し森の中を探索して、散策路の方に行ってみました。
葉っぱにさわっています。雨でしっとり濡れた葉っぱはいつもと違う感触がしたのではないでしょうか。
雨宿り中~虫はいないかなあ。探しています。
葉っぱの下に雨宿りをしている虫を発見!葉っぱの下にひっくり返った状態でくっついていました。「ハチかなあ??」と言いつつ、まじまじと見つめる子ども達。(おそらくアブ?)
虫もこうやって雨の日は過ごしているのですね。
またまた虫探し。バッタがいました。「私はバッタもダンゴムシも好き!」という子がいれば「私はこわい・・・」という子もいます。そんな子達も少しでも虫と仲良くなってもらえればと思います。できるかな??
ミミズが2匹現れました。伸び~縮み~伸び~縮みしながら移動していました。手足がないのでこの奇妙な動き方。「おぉぉ・・・!」とミミズとにらめっこをする子ども達です。そのうち、ミミズをつんと触るとミミズがすごい勢いで動き出し、「こわい・・・!きゃー!」と子ども達絶叫!それでも、笑いながらミミズを観察していました。
ある男の子が「戻って泥のところで遊びたい」というので、泥のところへ行きました。足が泥にとられ、歩きにくいのですが、そのドロっとした感触がおもしろいようです。
泥ゾーンに行くために、自然と並んでいました。他の子が楽しく遊んでいると、「やってみたい!」と思い挑戦してくれるのがのあそびくらぶの子達のいいところです。
手に泥んこをつけています。ヌルヌル感触がとても楽しい。この後、お尻から転んで、お尻も真っ黒けになっていました。
こねこねこね・・・
手の泥パックです。「チョコレートみたい♪」なんて言っていました。
小雨降る中ではありましたが、雨を気にする様子もなく、ずんずん歩いていきました。
ハチさんごっこです。ハチになって周りの人を刺そうとしています。かわいいハチさんいっぱいです。
あとはかくれんぼもしたり、歩きつつ、遊びつつ。いろいろな遊びを思いついては、周りの子を巻き込んで遊んでいました。そこで、いろんな幼稚園の子達が混ざって交流が生まれていました。
水道の方で手を洗おう!と呼びかけると、「これでキレイになるよ」と雨水で手を洗い始め、それを見た他の子もマネして洗っていました。この後水道の石鹸で手を洗いましたが、問題解決方法を身近にあるもので思いついていた子ども達にたくましさを覚えました。
青いシートの下でおやつタイムです。おやつ交換が大切なコミュニケーションの場になります。近くにいるお友達と見せ合いっこしたり、あげたりもらったり楽しんでいました。
戦いをしようとしている男の子がいた時に「お友達と仲良くしよう!」とのあそびくらぶのお約束を言っている女の子がいました。
また、ある時、「どけよ!」と強い言葉を言っていた男の子に、言葉の良い方を注意している女の子もいました。
危なかったり、ケンカになりそうな時にお友達を注意できることも素晴らしいのですが、注意される方もしっかりお友達の意見を聞き入れます。
お互いが我を通そうとするとケンカがおきます。注意できる力、受け止める力があれば、ケンカはおきないのです。すごく当たり前のことなのですが、子ども達のやり取りを見ていてそんなことを思いました。
スタッフがあれやこれや禁止してしまうのは簡単です。しかし、何かもめごとがおきても、自分たちで解決しようとする力が年中、年長さんの子達にも備わっています。その力を伸ばせるように、今後も子ども達を見守り手助けしていきたいと思います。
来週が夏休み前最後ののあそびくらぶです。雨遊びも楽しいのですが・・・そろそろ晴れますように!(岩井)
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