アジサイロード
初夏の気候が気持ちのよい毎日ですが、あと1か月もすれば、梅雨でしょうか。
梅雨の時期の花といえば、アジサイを思い出します。
今年は何色の花を咲かせてくれるでしょうか。
アジサイの色は、アントシアニンと補助色素とアルミニウムの関係で決まってくるそうです。アントシアニンと補助色素はアジサイ自身が持ってる色素ですが、アルミニウムは、土壌にある金属元素をアジサイが根から吸収するものだそうです。
アルミニウムを吸収すると、青色の花、吸収しないと赤色の花になるそうです。
同じアジサイの株でもたくさんの根があります。ある根はアルミニウムを吸収しやすい場所にあり、また別の根はアルミニウムを吸収しにくい場所にある場合、同じ株でも違う色の花が咲くこともあるとのことです。
そして、色の変化ですが、色の鮮やかな時期が過ぎると、花の中の酸性の程度が強くなり、色素自体も分解し、色が変化していくそうです。
梅雨の季節はゆううつでしたが、何色のアジサイが咲くのかを楽しみ、また、日を追うごとの色の変化を愛でながら、雨の日も楽しみたいですね。(岸本)
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