ネイチャーボランティア 第57回報告
本日行われたネイチャーボランティアの活動内容の報告です。
平成25年度で森の整備事業5か年計画が終了し、今回から新たな5か年が始まりました。
本日は、やまぼうしスタッフ8名、参加者4名、職員3名の計15名と、午後からは、電子植栽鍼灸術師の山田さんが講義をしてくださいました。
○10:00 活動開始
集合し、自己紹介、本日の活動内容を確認後、住居跡に移動して活動を開始しました。
本日午前は、先月、先々月に伐採した住居跡の木々の片づけを行いました。
作業は二手に分かれ、一班は斜面に横たわったままの木を平地まで降ろし、使いやすい大きさに切る作業、もう一班は二次燃焼ストーブで、小枝などを燃していきました。
木を引っ張るのには、ロープと滑車を使います。滑車のかけ方により、引く力が2倍、3倍とかけられるそうです。
二次燃焼ストーブは3基に増え、一気にきれいになりました。二次燃焼している様子が、わかりますか?
また、お昼のごはんをロケットストーブで炊きました。里山も、手を程よく入れることで過ごしやすい、活気のある里山になります。そして、手を入れた際に出た木を片付ける際の火力によりお米が炊けるのを見ていると、人間の生活の初心に戻っているようです。
○12:00 昼食
花見しながらの昼食、と当初予定しておりましたが、ちょうどお昼に雨が降ったりやんだりし始めたので、屋内で食べました。窓の外には満開の桜が見えました。
○12:55 再開
本日のミニ講義は、以前センターの梅の木などに実施していただいた、電気植栽鍼灸術について、電気植栽鍼灸術師の山田さんから実践を交えながらお話をいただきました。電気植栽鍼灸術を実施したマンゴーは、種が小さくなったそうです。種に栄養をいきわたらせなくていい分、実に栄養が十分にいきわたり、甘くなったそうです。今日は、弱ったソメイヨシノに鍼灸術を行いましたが、成果が出てくるのは、年単位での先の話。今年は上の方しか咲いていませんでしたが、来年はもっと咲き誇るかもしれません。
講義の後は、昨年植樹した、アジサイをプランターに移しました。
さらに大きくなったら、外に植え替えして、アジサイロードができたらいいなと考えています。
そしてプランターに植えていた、ビワを植え替えました。他にもやまぼうし、ユスラウメの移し替えと住居跡をもう少しきれいにする予定でしたが、雹が降り、雷が鳴ったため、急きょ中断し、本日の活動を終了しました。
本日も、自然・里山・自然の循環など、様々なことを考える機会となりました。今回から、新たな5か年の始まりましたが、今後も引き続き、里山・森の整備事業を実施していく予定です。皆さんも、気持ちのいい森を目指して、一緒に活動しませんか?新規参加者も随時募集中です。ぜひ、お待ちしています。(岸本)
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