げんこつ山のたぬきさん♪
薪小屋の裏からガサゴソと音が聞こえてきました。野良猫かな?と思い、そっとのぞくと、中から、現れたのはタヌキでした!
人間に驚くわけでもなく、ひょうひょうと歩いていました。鉄棒の裏からゆっくりゆっくり坂を上るタヌキを追いかけるセンタースタッフ。気配に気付いたのか、ゆっくりゆっくりと奥へと歩いていきました。背中を向けていたタヌキでしたが、ようやくこちらを向いた瞬間、カメラでパチリとおさめました。
タヌキの生息地は日本の里山ですが、東京23区内でも1000頭のタヌキが暮らしていると聞きます。都内にわずかに残された緑地でひっそり生きているのでしょうか。
センターでは、数年前に「タメ糞」(タヌキがフンをためる場所)があったそうですが、「タメ糞」すっかり見なくなったといいます。そして、6年前にタヌキを所長が目撃して以来の今回の出会いとなりました。
タヌキが見られるというのは、タヌキが住める自然が残っている証拠です。身近な自然を大切にして、人とタヌキが安心して暮らせるようにしたいものです。(岩井)
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