ロケットストーブ(バーナー)燃焼実験
ロケットストーブ(バーナー)の燃焼実験を行いました。「エコストーブ」とも呼ばれていて、拾った小枝で効率よく燃えるとのこと。
やかんに2ℓの水を入れ、五徳に乗せます。
枝と落ち葉を拾って、火をつけます。写真の枝を3本程度集めました。
焚き口に落ち葉と枝を入れ、火をつけます。最初は焚き口から上にあがっていた炎も、30秒後には、ゴーという音を立てて、吸い上げられていきました。最初は煙が出たものの、音が出た時には煙は消えていました。
火が付いた状態から、やかんをかけ時間を計りました。さて、何分でお湯が湧くのでしょうか。枝を詰めすぎると、不完全燃焼で煙が出てしまいます。そんな時に役に立つのが、火吹き棒です。
先日、アウトドアショップで売っているのを見かけ、さっそく作ってみました。普通は竹で作るものですが、棒と木を組み合わせて作るとおしゃれに見えるから不思議です。
使い方は、火吹きだけと同様に息を吹きいれます。先端が細くなっているので一息で長時間 空気を送ることができます。(先端部分にはボールペンの先を付けました。)
枝をつめ、燃やすこと15分でやかんのお湯が沸騰しました。
枝の量は、最初に拾った3本で充分たりました。まさにエコストーブの名の通り、落ちている枝を燃料にして、お湯を沸かすことができました。
今回はテストの為、ずっと付いて観察していていましたが、火が起きてしまえば、ある程度ほおっておいても問題なさそうです。
この、ロケットストーブ、直火の炊けないキャンプ場等では活躍してくれそうです。もちろん災害時にも役に立ちそうです。
センターでも、何度か活用して、プログラムでも使えるようにしていきたいと思います。(野口)
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