古くて新しいバーベキューグリル
先日、センターを利用していただいた方から、実家に使っていないバーべキューグリルが眠っているという話を伺いました。
私と同年代のその方が、就職した1980年代には家にあったとのこと。
今から約30年以上前のバーベキューグリルとなります。どんなグリルなのか一目見たくて、「もし良かったらセンターに寄贈してください。」とのお願に了承いただき、そのバーベキューグリルをいただける事になりました。
先日、そのバーベキューグリルを届けていただきました。届いたグリルは、なんと、ウェーバー社のバーベキューグリルだったのです。(現在センターで使っているグリルと同じメーカーのものです。)
調べてみると1969年製造、現在44歳。はじめて箱から出て産声を上げました。真っ赤なかわいいバーべキューグリルです。
高島屋の包みに包まれていたので、当時、数少ない輸入物のグリルは、高価であったに違いありません。
中に入っていた説明書を見て、驚かされました。
説明書には、現在我々がバーべキュー講習会で学んでいる内容が、しっかり書いてあるではありませんか。何とアメリカでは40年以上も前に今、我々が習っているバーべキューの技術がすでに当たり前に行われていたという事です。
バーベキューの技術は40年いや50年遅れているという事を実感し驚きました。
歴史を感じる、古くて新しいバーべキューグリル。センターで大事に使わせていただきます。
本当にありがとうございました。(野口)
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