里山の手入れ体験
今日は、神奈川シニア自然大学校の皆さんが、里山保全体験でセンターを訪れました。
ひと口に里山保全と言っても、多種多様な作業がありますが、今回は経年劣化で破損が目立っていた竹柵&土留めの整備を行うことにしました。
整備前の状況は下の通りです。杭が壊れたり、土留めとして積んである竹が折れていたりと、おせじにもキレイとは言えない状況です。
土留め材として、新たに竹を伐り出すことにしました。所長が、安全に竹を倒すためのレクチャーを行いました。
折れてしまった杭も、新しいものを打ち直して全体的に補強をします。掛矢(木のハンマー)を打つ仕草が、サマになっていますね!
皆さんの力で、最後はご覧のとおり!立派な柵や土留めが完成しました。これでしばらくは、気持ちの良い遊歩道が保たれることでしょう。
参加した皆さんからは、「気持ち良い汗をかけた」「手間をかけた分だけフィールドに思い入れができた」といった感想があがっていました。
実際、里山のフィールドを維持するには手間がかかります。その大変さも体験したうえで、どう里山と付き合っていくか。次のステップに向けて、学びが深まった一日となったようです。(塚原)
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