おさんぽくらぶ~公園へ行こう~
おさんぽくらぶの報告です。
外は暖かくてとても良いお天気です。
そこで日なたが多い真光寺公園まで遊びに行くことにしました。
公園へ行くまでの道には面白いものがよく見つかります。
「きのこの子だ~!」
きのこの生えた木に子ども達が集まります。まじまじと見ている子や、「さわっちゃだめだよー!」と教えてくれる子もいれば、指先で触っている子や夢中でむしっている子もいます。
「これ取れない!」とある子が固いきのこを触りながら言うと、興味をもったお友達が次々ときのこを触りにきます。混み合ってきたため「お友達にも触らせてあげて」とスタッフが言うと、前にいた子は後ろの子に場所を譲っていました。「かた~い!」と言いながら触ったり、あるいはむしったきのこを食べたふりをして遊びました。
「みんなーー!」「おーーい!」と前にいる子が後ろの方を歩くお友達を呼んでいます。
お友達が来るのを待っていると、すぐ近くで何匹ものちょうちょが飛んでいるのを発見しました。
「おーい!おーい!」
ひたすらちょうちょを呼んでみます。呼ぶことで捕まえようとしているのでしょうか。
ちょうちょが飛ぶ場所は落ち葉が沢山落ちていてふかふかです。
ここで少し寄り道をして、落ち葉遊びが始まりました。
葉っぱを投げて落ちてくるのを見て「とりさんだ!」と言い何度も投げている子もいました。
落ち葉が沢山あるため、坂を登ることが子ども達にとって少し難しそうです。時間がをかけて一生懸命登ります。
真光寺公園に到着です。
まるっとしたどんぐりを見つけたり、傾斜におしりをつけて足を使ってイモムシみたいに進んでみました。「バツだー!」と、お友達同士枝をくっつけてバツマークを作ってもいました。また、魚釣りをしているときには、釣ったお魚をお友達にあげて、もらった魚をもぐもぐと食べてもいました。
お友達と遊んでいるとお互いに衝突することもでてきます。
お気に入りの枝が折れて無くしてしまい泣いている子がいました。それをみた何人ものお友達が、誰に言われた訳でもなく、次々と見つけた枝を泣いている子に手渡していました。
「お友達が枝を折った」と泣いている子は言い、折ったと言われた子は「折ってない」と言います。最後は、「枝が折れたのは仕方ない。謝ってくれれば許す。」と、もう一方は「悪くないから謝らないけど、かわいそうだから枝あげる。」と話し合って和解しました。
今回の活動では、「何やってるの?」と他のお友達がどんなことをしているのか見たり、お友達に場所を譲ったり、「みんなー!」と呼びかけたり、お互いに目を合わせてにっこり笑いあったり、子ども同士で踏み切りごっこをしたりと、お友達に目を向けている場面が多くありました。
自分のことだけではなく、周りのお友達を意識し関わることができるようになっていることがとても印象的でした。日に日に子ども達が成長していることを強く感じた活動となりました。
本日は2013年最後の活動日でした。ご参加ありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。(片岡)
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