つぼ焼き芋と焼き芋保温器
15日に行われる「黒川のおもちつき」に向けて準備が行われています。
毎年人気の焼き芋コーナーでは、新たに「つぼ焼き芋」が登場します。もちろん「石焼き芋」も健在ですが、毎年、途中で売り切れてしまう為、お芋の数を増やしました。
増やしたのはいいのですが、石焼き芋器の性能では、増やした数のお芋を焼くのが時間的に難しいため、もうひとつ焼き芋を焼くための道具を作りました。その道具が「つぼ焼き芋器」です。
先日、国立の谷保天満宮で見つけた「つぼ焼き芋」。甘くておいしく、針金で壺の中に吊るしておくだけなので手間いらず。
おもわず壺がほしくなりました。しかし、大きな壺は10万円。ネットでつぼ焼き芋器を検索すると、15万円もするではありませんか?
あきらめかけていた矢先、近所のホームセンターで、大きな素焼きの植木鉢を発見。在庫一斉処分で破格値で売っていました。そこで、この大きな植木鉢を重ねて壺状にすることを考えました。
2つ買っても6千円でおつりがくる額です。さっそく植木鉢を購入し、作業開始。
1個は底に穴をあけ壺の上部に、もう1個は、脇に小さな穴をあけ空気窓にしました。
上下を重ねて壺状にして完成です。
蓋は小型のドラム缶の蓋に、取っ手を付けました。焼けた芋の保温用に、10号サイズの植木鉢を乗せてみました。
焼けた芋はこの中で保温可能です。
色々調べてみると、普通に売っている4号の七輪では、火力が弱いらしく、ネットで6号サイズの七輪(練炭コンロ)を購入しました。
試し焼きをしてみましたが、遠赤外線の効果で、しっとり甘く焼き上がり想像以上のおいしさです。七輪を使う事で、炭の消費も少なく大変効率よくエコロジーです。
また、焼き上がったお芋の保温用に、バーベキューグリルと七輪を使って効率よくお芋を保温するための道具も作ってみました。
バーベキューグリルに輪切りにしたドラム缶を乗せ、胴長状態にし、中に七輪を入れて熱源とします。4号七輪なので、炭は少量しか入りません。胴長にしたことで、炭から網までの距離がだいぶあるため、焼き上がったお芋を上手に保温することができます。
今年の焼き芋コーナーは、今まで以上に機材が充実しました。おかげで、焼き芋をおいしい状態でキープできるようになったので、こうご期待です。(野口)
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