栗木台小学校5年生「里山体験」
本日、栗木台小学校の5年生140名が、「里山体験」に訪れました。
先月28日に次いで2回目の訪問です。前回は「里山授業」を行いました。当センターで実施している里山の維持管理について話をし、実際に行っている整備箇所を見てもらいました。
その授業を受けて、子ども達が4つの作業を計画し、今回実施することになったのです。
実施した体験作業は以下の4つです。①木を切るA、②木を切るB、③竹を切って竹細工、④落葉集め・枝拾いと焚火。
この作業を実施するに当たり、ネイチャーボランティアで講師をお願している「やまぼうし自然学校」の皆さんにもスタッフとして参加していただきました。
①木を切るAは、斜めに伸びてしまった楓の木を切り倒し、切った木を、コースターなどの輪切りにしてお土産を作りました。
②木を切るBは、こちらも斜めに伸びたコナラの木を切り倒しました。切る途中に他の木に引っ掛かる「掛り木」になってしまい、みんなでロープで引っ張り、無事に倒すことができました。
③竹を切って竹細工は、混んでる場所の竹を3本切り倒し、グラウンドに運んで、竹細工に挑戦しました。竹カップや箸など、色々な工作にチャレンジしていました。
④落ち葉集め・枝拾いと焚火は、熊手や袋を持って山に入り、落ち葉を集めてグラウンド脇の集葉場まで運んでもらいました。その際におちている枝や木、竹等も運んで、キャンプファイヤーのサークルで焚火をしました。
今回行ったそれぞれの体験作業は、里山の森を守るために必要な活動です。体験を通じて、里山に手を入れることの大切さに気づいてもらえれば何よりです。(野口)
| 固定リンク