忘れもの傘の行き先
センターの忘れ物、ナンバーワンとも言えるかさ。
センターでは、忘れ物の傘は2ヶ月保管した後、処分する、というルールになっています。
とはいえ、まだ使える傘をゴミに出すのもしのびなく、倉庫にたまっている傘の行き先を探していました。
そして、ついに、行き先を見つけました!
小田急線 玉川学園前駅の改札の外に、「善意の傘」コーナーがあります。
使わなくなった傘をコーナーに置いておき、急な雨などで必要になった人が使う。そして使ったらまた戻しておく、というような仕組みになっています。
管理しているのは、玉川学園町内会(町田市)で、寄付できるか問い合わせたところ、快諾していただきました。
玉川学園町内会では、寄付された傘の管理をしており、随時整理し、補充したり、補修したりしているそうです。さらに、壊れた傘は、布と骨をはがして、布をバッグにして再利用、販売などをしているそうです。(そのようなNPOとの連携をしているとのことでした。)
2ヶ月以上倉庫で眠っていた傘は、70本近くありました。
1本1本ひらいて使えるかどうかを確認し、60本を先日、このコーナーに寄付してきました。
かさ達も、また利用され、壊れたら別のものに姿を変えて、また利用される。嬉しいに違いありません。
忘れ物の傘は、取りにいらっしゃるケースは少ないのが現状です。
記名があるもので、どの団体か検討がつくものはご連絡する場合もありますが、記名がないものがほとんどです。
来る時は雨が降っていたのに、帰りは晴れている、そんな時に忘れやすく、
また、置いてきてしまったことさえも忘れてしまう、ということもよくありますね。
ぜひ、みなさんで声をかけあって、置いていかないようにしていただきたいと思います。(高柳)
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