おさんぽくらぶ 11/13 ~青い空の下で~
いつまでも見上げていたくなるような、青い空が広がりました。
このような空を、秋晴れというのでしょうか。
今日は、11名の参加者とスタッフで出発です。
センターでは紅葉が始まっており、黄色や赤の葉っぱも落ちています。
「黄色の葉っぱ見つけたよ。」「これは、緑と黄色が混じっているよ。」と足元からきれいな葉っぱを見つけては、スタッフに持ってきて教えてくれました。
おさんぽくらぶのお約束「ひとりでどっかにいかないよ。」も、しっかりといえるようになってきました。 どんぐりマラカスを鳴らし始めると、ワイワイと楽しそうに集まってきます。
今日は天気がいいので、少し足を延ばして、真光寺公園へ向かいました。
途中、お友だちを待っている間に始まった、お料理大会。葉っぱを入れて、棒やススキでまぜまぜ。「これ、入れるね。」といろいろな色の葉っぱを見つけてきます。
マラカス用のペットボトルに木をこすりつけると、「バイオリン!」と、別の楽器に変身!さすが、柔軟な頭を持っている子ども達です。
道中、たくさんの大人にすれ違いました。
子ども達は、大きな声で、「こんにちはー!」とご挨拶。”わぁ、そんなこともできるようになったんだ~!”と感激のスタッフ一同でした。
道中、たっぷり30分かけて、どんぐりや枝、葉っぱなどを拾いながら進んだので、真光寺公園に着いたのは、11:00頃でした。まずは、トイレ&水分補給。
名前を貼ったコップを配る係をかってでる子もあらわれました。おさんぽくらぶも後半になり、自分だけでなく、周りを見て遊んだり、声をかけたりすることが多くなってきたように思います。
草っぱらの斜面では、ゴロゴロ大会が始まりました。
とにかく転がるだけなのに、どうしてこんなに楽しいのでしょう。
一人が転がり始めると、次々と寝転んで、転がり落ちていきます。
下までいってはまた登り、転がっては目が回ってヨロヨロしながらもまた立ち上がり。。。
何度も何度も繰り返していました。
中には、でんぐり返しをする子もあらわれました。
そして、横では、「ハイハイ!」といいながら、四つ足で登っていく姿も。
道具も何もない、斜面一つで、こんなにも笑顔になり、楽しめるんだなぁということに、改めて気づかされました。
今度は帽子投げのスタートです。真っ青な空にくっきり浮かぶ帽子がきれいだなぁと思って始めてみたのですが、子ども達は、投げた帽子の行方に夢中です。「今度は座って投げてみよう!」と向きを変え、姿勢を変えては楽しんでいるのでした。
「ただ寝転んでいるだけでも気持ちいい~!」とゴロゴロを一休みして、空を見上げます。
ゆっくりと空を眺めるということも、子ども達の純粋な心にきっと響くに違いない、そんな風に思える気持ちよい空が広がっていましたね。
今日も、ここには書ききれないほどの遊びを生み出した子ども達でした。
落ち葉を投げては落ちてくる様子を楽しんでいたり、葉っぱをちぎっては「アハハハー。」、ツタをひっぱっては「アハハハー。」と笑い転げていたり、虫たちがあけた小さな穴に落ち葉を差し込んでみたり、四角い石の上にたくさんの石を乗せたと思うと、「ハッピーバースデー」と歌ってみたり。
大人では思いつかないような遊びを考え、それを純粋に楽しむ子ども達。
天気がいいと、また気分も高揚して、心と体をフルに使って遊ぶことができるのでしょう。
さて、めいっぱい遊んだあとの帰路は、少し疲れてしまった子もいましたが、みんな、あそびごころを忘れることなく、がんばって帰ってきました。
「まだまだ遊び足りない!」と思えるのは、子ども達の体力や遊び力がついてきた証拠なのだと思います。これからますます寒くなりますが、五感を使って元気に外で遊んでいきたいと思います。(高柳)
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