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2013年10月23日 (水)

おさんぽくらぶ 10/23 ~新たな遊び場を開拓~

どんよりとした曇り空が広がっていましたが、今日も10名の参加者が集まり、スタートしました。

1023_1おさんぽくらぶに慣れてきた顔ぶれが多く、はじめに行う自己紹介も、堂々としたものです。

そして、すぐに遊びのスイッチが入るのも、スタッフとしては嬉しい限りです。
今日も楽しい活動になるという確信がもてました。


1023_2もちろん寂しくて泣いてしまう子も。それでも、ちゃんと自分の足で歩いていくので、たいしたものです。



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どんぐり山の階段を下り、みんなを待っている間に、さっそく棒を見つけて、葉っぱをさす遊びを生み出しました。一人が考えたものをみんながまねしてやってみる、そんな場面が多かった今日の活動。周りにいた数名が棒を手にし、緑や茶色などの葉っぱを拾いあげていきました。

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しっかりお約束を確認できるのも、成長の証です。丸太のイスに座り、お話を聞くことができました。





1023_71023_81023_9どんぐりマラカスで音を鳴らすのが楽しかったのか、木の棒を持って竹の柵をたたいて音を鳴らしたり、「ヤッホーしよう!」と言い出して、開けたところからヤッホーと叫んだり、音や声を出して楽しむ姿も多くありました。
自然の中だと、個々の声はすぐにかき消されてしまいますが、大声を出せる開放感も味わえるのかな。。。

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さて、今日は、いつもとは違う場所が遊びポイントになりました。一瞬ヤブに見える場所ですが、一人の子が「あそこで遊ぼう!」とおしりで滑って、斜面を下りる道を切り開くと、次々とあとに続く子ども達。ふかふかな土と落ち葉にまみれていました。

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そこで見つけたのが、カタツムリです。
ガシっとつかまれたカタツムリは、子ども達の手の中をハシゴ(!?)したああとで、自然に帰っていきました。




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そして、やっぱり大人気は、「魚釣り」。今日は、新たな漁場を開拓し、竹の切り株にたまった水での魚釣りが繰り広げられていました。



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だんだんと、大きなものを見つけて運べるようになったのも、成長の証。大きな木や、葉っぱ、枝を見つけては、嬉しそうに報告してくれました。竹の「そうじき」で一生懸命お掃除をしてくれた子もいました。



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井戸では、「料理大会」が始まりました。今日は、作った料理を味見してみて一言。「甘いから、こしょうをパッパッパ。」と枯れ葉をこしょうに見立てて、振り入れていました。お家でのお手伝い?!の成果でしょうか。子ども達の観察力の鋭さに驚きます。

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地面の土を掘って泥だまを作ったり、ふかふかな地面をほり返してみたり、それぞれの想像力と観察力を発揮して、自然と触れ合っていきます。

1023_311023_32枝を使って、地面のお絵かきが始まりました。「カタツムリを描いて~!」と言われたので、描いてみると、それを消しては、「消えちゃったー。ひひひー。」とちょっと悪そうにニコニコする子ども達。その小さないたずら心も、この時期には大切なものなのだと思ってます。



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みどりのどんぐり集めに夢中になり、”ドコドコキノコ”を見つけては喜び、カエデの葉を持って顔の前にかざし・・・、と、森の中の宝物を目の前に、遊び心もフル稼働の2時間です。


いままでは、周りを気にせずに、一人一人がしたいことをするという場面が多かったおさんぽくらぶでしたが、 他の子が見つけた遊びを一緒にしてみたり、「おーい。○○しようよー。」と声をかけたり、他の子が移動すると、一人残ることなく一緒に移動するということが増えてきました。

ちょうど、お友だちとの関わりが増え、その分衝突も多くなる年代でもありますが、せっかく沢山のお友だちが集まっているというよさを活かして、多様な遊びを生み出し、また共有していければいいなと思っています。
そんな成長の瞬間に立ち会える喜びや、子ども達のやりとりのおもしろさをスタッフ一同、かみしめています。今日も、泥で汚れた服のお洗濯、ありがとうございます!
またお会いできるのを楽しみにしております。(高柳)

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