駅からセンターに向かう道中に、今年もヒガンバナが花を咲かせています。秋の到来を感じさせる光景です。
近くで見てみると、1本の茎から6つの花が分かれて咲いていて、それぞれの花には6枚の花弁とおしべ、1本のめしべが出ているようです。どうしてこのような形状になったのか・・・自然は不思議だらけですね。
実は、開花時のヒガンバナには、葉っぱがありません。枯れた後に葉が伸び、冬から春の間に光合成をして栄養を蓄えます。そして春に葉を枯らして冬眠ならぬ「夏眠」をし、秋のお彼岸に一斉に咲くのだそうです。競争相手が少ない時期に頑張ってエネルギーを蓄える・・・すごい生存戦略です。(塚原)