ハチが活発に活動する時期です。
ハチが活発に活動する時期になりました。
センター内でも、階段(コンビニ側)や、野外トイレ周辺、グラウンド、工作室裏の散策路などでハチが飛んでいる姿が目撃されています。
センターでは、キイロスズメバチやオオスズメバチをよく見かけます。
夏から秋にかけては、働きバチの数が増えます。巣を大きくし、エサを運んできて、中にいる幼虫を育てます。ハチも、自分の巣を守るため、つまり、子孫を残すために必死なのです。だからこそ、攻撃性が高くなっているんですね。
私たち自身も、上手にハチと付き合って、まずは刺されないための対策をしましょう。
そして、刺されてしまった場合の対処を知っておくことが大切です。
<刺されないために>
・なるべく黒いものを身につけない。肌を出さない。(白、黄色などがオススメ。)
・匂いに気をつける。
(化粧品、香料、整髪料などを身につけない。)
(ジュースなどの缶にも入っていることがあるので注意!)
・草やぶ、茂みに入るときは要注意。
(巣が隠れていることもあります。知らずに刺激してしまうと、攻撃されてしまうことがあります。)
<ハチに出会ったら>
・動かずにハチが去っていくのを待つか、そっと遠ざかる。・手でふりはらう、大慌てで逃げるなど、すばやい動きは危険。
・キイロスズメバチなどは、ジュースやお弁当、人間の汗などが目当てで寄ってくることもある。肌にとまった場合は、そーっと払う。
<ハチに刺されたら>
・まずは、流水でよく洗い流す。(できれば、毒をつまみ出すように。)
・刺された箇所を冷やす。(腫れと痛みを少しでも和らげる。)
・抗ヒスタミン剤を塗る。(センターの救急箱にも備えてあります。お声かけ下さい。)
・全身症状が出ないかをよく観察する。(じんましん、発汗、吐き気、頭痛、腹痛など)
・全身症状が出た場合は、すぐに救急医療機関へ!!
私自身も経験がありますが、ハチが飛び去るのを待っているのはけっこう怖いですね。耳の近くで大きな羽音が聞こえますし。動きは気になるけれど、目を開けていると、目に飛んできそうですし。逃げ回ったり、大騒ぎしたりしないように、こらえどころです。
ハチ刺されによる死亡事故などが報道されると、危険、怖いというイメージが先行してしまいます。しかし、スズメバチは、いろいろな害虫を食べてくれるということもあり、悪いことばかりではありません。一番いいのは、うまく付き合っていけることだと思います。
屋外で活動される場合は、上記、対策・対処法を頭の片隅に入れておいてくださいね!(高柳)
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