クヌギのどんぐりを育てよう!
今年はどんぐりの当たり年の様です。
センターの森の中には沢山のどんぐりが落ちています。
人が歩いて、踏まれてしまったり、動物に食べられたり、このたくさんあるどんぐりの中から、芽を出し成長できるどんぐりはどれくらいあるのでしょうか?
さて、センターに落ちているどんぐりは、コナラやシラカシがほとんどです。スダジイやクヌギの木は数本しかないため、なかなか見つけられません。
木のある場所を知っているので、遊歩道に落ちているクヌギのどんぐりを拾ってきました。
そしてクヌギを栽培してみることにしました。ポットに土を入れ、どんぐりを埋め込みます。土が乾いたら水をあげて、うまくいけば来年の春に芽が出る予定です。(→この写真は今育てているコナラの苗です)
センターの森は、人が何も手を加えないと、シラカシやヒサカキ等の常緑樹に覆われてしまい、冬でもうっそうとした暗い森になってしまいます。
シラカシやヒサカキを間引き、そこに育てたクヌギやコナラを植えることで、夏には葉っぱで日陰を作り、冬は葉を落として日差しを入れてくれる、天然の「緑のカーテン?」となるわけです。
ゴウヤの様に1年で緑のカーテンを作ることはできませんが、10年先に心地よい森となるよう先を見越した今日の作業です。きの早い話ですが、10年先が楽しみです。(野口)
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