百日紅・・・何と読むでしょう?
正解は、「さるすべり」です。
さるすべりの開花時期は7/15~10/15です。100日間、紅色の花を咲かせるので百日紅と名前がついたそうです。なんだかロマンチックですね。
また、別の漢字で「猿滑」とも書くようです。猿も登れない、すべすべした木だからとのことです。木肌を見ると、ゴツゴツした木の皮がなく、誰かに削られた木のモニュメントのようです。このすべすべした木を登るのは、人間も猿も容易ではなさそうです。
そして、頭上を見上げると、紅色、というよりかはピンクにかわいらしい花が咲いていました。
木は古くからあるものなので、あまり元気がないのか、咲いている花はわずかです。元気なさるすべりは、枝がしなるぐらい、ピンクの花をつけるようです。
センターの花はわずかではありますが、力いっぱいきれいな花を咲かせている様子から、さるすべりが「まだ生きているよ!」と私たちに言っているような気がします。
しかも、花が咲いているのは、とっても高いところ。目線の高さにはないので、よく見ないと見落としてしまいそうになります。 木の肌が特徴的なので、さるすべりは、とても見分けがつきやすいと思います。
センターにいらした時はぜひ探してみて下さい。(岩井)
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