おさんぽくらぶ ~暑さに負けず~
今日のおさんぽくらぶは、9名の参加者で、元気に遊びました。
元気に挨拶できた出発式。でも、おうちの人とのお別れの瞬間は、少し寂しくなってしまう子もいます。2時間という時間ですが、おうちの人と離れること自体が、大きなチャレンジの子ども達。少しずつ、自立や自信につながっていく瞬間を信じて、スタッフも関わっています。
今日は、まっすぐ、竹やぶの中へ。途中、横倒しになった竹のトンネルをくぐりまーす!
さっそく、落ち葉でふかふかゾーンを発見。足で踏んで、その感触を確かめます。また、竹の切り株を見つけ、触ってみたり。五感をフルに使うことが自然にできている子ども達です。
そして、センターの敷地境界にある、溝にたまった水で、「魚釣り」です!!
なんと、30分ほ、ひたすら「魚釣り」をしているという集中力でした。始めは「釣れない。」とつぶやきながら、しょんぼりしていた子も、何度か続けるうちに、うまく釣れるようになってきました。
「ほらー!」「釣れたー!」と得意げな、満面の笑みで、スタッフに見せてくれます。
本当に嬉しそう!!2~3歳の子ども達も、あきらめずにやればできる!ということを、遊びの中で学んでいるのではないでしょうか。徐々に大きな葉っぱ(魚)をねらったり、たくさん釣り上げたり、場所を変えてみたり、応用していく姿に、生きる力を感じます。
一方で、お花摘みに行きたい!という声が上がったので、みんなで行くことにしました。魚釣りポイントは、どんぐり山の中でも、一番下のエリア。そこから、大きな斜面を登って探検に出発です。
今日は、何も言わずとも、手と足を地面につけて登っていく姿があちらこちらに見られました。手足を使っても、ずるずると滑ってしまう斜面。しかし、つかまれるところを探しながら、頑張って登りました。
お花ポイントに到着!野の花を摘んだり、置いてあるブロックをひっくり返しては、虫(ダンゴムシやアリなど)を見たり、ただ浸すら探検している子もいました。ハート型の葉っぱも見つけたので、おみやげにする子もいました。
森の中とは異なり、おひさまの光がギンギンに降り注ぐ道は、やっぱり暑い!!日かげで一休みしながら進みました。今日は、かなりこまめに水分補給をしながら活動しました。
解散時には、疲れが見えた子もいましたが、おうちの人に会える~!と一生懸命歩いて帰ってきました。汗をたくさんかきながら、自然の中での遊びに夢中になった2時間でした。
暑さや寂しさ、子ども達にとっては、いろいろな葛藤もあるだろう、おさんぽくらぶですが、毎回、子ども達のがんばりには頭が下がります。そのがんばりに応えるべく、スタッフからも自然の中での遊びや、お友だちとの関わりの楽しさを伝えていければ(感じ取ってもらえれば)と思っています。
次回のおさんぽくらぶは、9月11日です。(8月13日受付開始)。夏を越えて、また一回り大きくなったお子様とお会いできる日を楽しみにしております!今回も、ご参加いただき、ありがとうございました。(高柳)
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