おさんぽくらぶ ~草の道を~
おさんぽくらぶの報告です。
今日は、あいにくの雨模様となりましたが、10名の参加者で元気に出発しました。
おうちの人との別れで寂しくなってしまいました。でも、元気に自分で歩きます。
森の奥へ入っていくと、雨があまり感じられなくなりました。木々が雨をさえぎってくれているんですね。
探検の始まり~!と思いきや、奥までいくと、行き止まりです。「(柵が)開いてないよ!」と泣き出す子も。
ところが、みんなの力で、呪文を唱えると、なんと、開きました!
魔法の扉を出た瞬間に、「草の道だ~~!!」と叫んだ子がいました。
草が子ども達の目線の高さくらいまで伸びており、一面緑でまるで草原です。奥へつながる道に導かれるように、子ども達はずんずん進んでいきました。
「草の道」では、ピンクや黄色、白などのお花が咲いていました。「おみやげにする。」とお花を摘んだり、キノコを発見してはもぎとったり。そのキノコを葉っぱにくるんで、”いちごアイス”もできました。
雨の中、虫たちも活発に活動していました。
ミミズを見つけ、ムンズとつかんだ子に、大笑い。ミミズには興味はあるけれど、ちょっと怖いのか、なかなか触れない子もいました。
そして、「ダンゴムシのお城」も発見です。(Kくんが命名しました。)見ると、石の側面にダンゴムシがびっしり!!大きなものから小さなものまでたくさんいました。ほかにも、バッタやチョウチョなどの虫を追いかけていました。
こちらは、お花摘みと泥団子作りです。土いじりはやはり楽しいもので、土が亀の形になったり、土を指にくっつけてお人形にしたりと飽きることを知りません。
どんぐり山に戻ると、斜面を使って、土手すべりです。お尻でつるつる。そんなにスピードは出ないのですが、滑る感覚が面白いんですね。登りも階段など使わず、全身を使って斜面を這い上がっていくのでした。
そして、たくさん遊んだ帰りの道中も、もちろん自分の足で歩きます。濡れて滑る坂道も、腰を落として両手をついていくと大丈夫。少しずつ、自分の体の使い方も覚えていきます。
いつもはお迎えの方のほうへまっしぐらに向かっていく子ども達が、今日は、水たまりに心を奪われてしまいました。
足を入れて飛び跳ねてみたり、棒でつついたり、かき混ぜたり。
水たまりがまた楽しいんですよね。
今日は、広範囲にわたっておさんぽし、ここに書ききれないくらいのたくさんの遊びが生まれました。今日のような活動も、「雨の日でも元気に遊んでおいで。」と、泥汚れを覚悟して送り出していただく、保護者の皆様のご理解があってこそです。
天気は人間の力ではどうしようもないもの。そんなことも幼心に感じ取って、楽しく遊べる力をつけてもらえたらと願うばかりです。本日もご参加いただき、ありがとうございました。(高柳)
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