おさんぽくらぶ ~雨の森で~
今日は、雨模様でしたが、8名の参加者が集まりました。
階段を下りて早々、木(竹)の根っこを見つけた子がいました。
触ってみると、「つるつる~!」
一度、見つける目が養えると、あとは、子ども達のほうが、鋭い視点で見つけてきます。
「根っこ、あったよ。」「ここにもあるよ。」と地面からひょっこり顔を出している根っこ探しに夢中になりました。
落ち葉での魚つりもしてみました。
はじめは、泥のついた地面に躊躇していた子ども達でしたが、一度触ってしまえば、怖いものなしです。ぬれた葉っぱも、地面も、枝も、遊び物に早変わりです。
今日は、葉のついた大きな枝を持って遊ぶのが大流行でした。一人が枝を持ち、そうじをはじめると、次々と、おそうじが始まりました。よくみると、スタッフの顔まで掃除しています。逃げ回るスタッフと、喜んで追いかける子ども達。このような、ちょっといたずらが楽しいんですよね。
おおきな葉っぱを見つけたので、スタッフが葉っぱのお面を作ってみました。興味深々で近寄っては、顔をのぞき込み、中には、泥を投げてやっつけようとしている子もいました。
腐った竹の上に竹のお面や竹の皮を置くと、それを木の枝でたたきおとす。ただそれだけなのですが、飽きることなくやり続けているのも、いたずらの延長なのでしょうか。ほほえましいです。
今日は、「住居跡」というエリアで遊んでいる時間が長くありました。
その中でうまれた遊びは多岐にわたります。
竹の筒に竹の皮を入れて遊んだり、枝についた泥を落として「焼きイモ~!」といっては、ギャハハハと笑っていたり、竹の皮に泥を包んで、”たけのこごはん”を作っていたり。。。子ども達の想像力は素晴らしいです。
途中で寂しくなってしまうのも、おさんぽくらぶです。たくさん泣いて、泣きつかれて寝てしまったMくん。少しずつ慣れてくると、きっと楽しくなりますよ。
今日は、雨だったので、どんな活動になるかなぁとドキドキしながらスタートしましたが、雨だからこそできる遊びもありました。地面が程よくぬれていたので、泥遊びです。
お団子、おにぎり、葉っぱで包んだ「のり付おにぎり」などができました。
雨の日は、気分が沈みがちですが、森も普段とは異なる様子を見せていますし、雨だからこそできることがたくさんあります。そんな、楽しい時間をスタッフも一緒に共有できたひとときでした。子ども達も、また少したくましくなったのではないでしょうか。
ぜひ、今後も、晴れの日はもちろん、雨でも、雪でも、嵐でも!?、遊びに来てくださいね。(高柳)
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