ネイチャーボランティア 第47回目
参加者数8名、講師:やまぼうし自然学校スタッフ7名、センター職員2名(合計17名)
関東地方も梅雨入りし、天気予報では雨予報でしたが、今日は予報が外れ、曇りから晴れの作業びよりとなりました。参加者には鎌倉女子大の学生さんも授業の一環で参加し一緒に里山の管理に汗を流しました。
○10:00 集合
自己紹介、準備体操、道具を持って作業開始。
○10:20~ 道路脇の草刈り作業
6月に入り、ひと雨ごとに草が勢いを増して伸びてきています。道路脇の草を、手分けをして刈り上げました。
森林インストラクターより、カマの使い方のレクチャーを受け、指導者、経験者、初心者がそれぞれチームを組んで、草刈りを開始。
人数が多いので作業もはかどります。みるみるうちに、草が刈られ、きれいになっていきます。成果が見える作業は気持ちがいいですね。刈った草は袋に詰めて、グラウンド脇に積み上げました。
全て刈り終え、記念撮影。刈りきった達成感に浸るメンバー達です。
○12:00~ 昼食
ネイチャーボランティア恒例、カレーライスを食べました。作業の後のカレーの味は格別です。
○13:00~ ミニ講義
主任講師の山口さんより、「森林の育成と管理」についてミニ講義をいただきました。
内容は森林の機能や育成管理、また、森林の保育作業について説明していただきました。
○13:30~ 枯れ木の伐採
どんぐり山の上にある2本の枯れ木を伐採しました。
経験の浅い参加者中心に、のこぎりを使って倒す方向に三角形に受け口を入れ、反対側から追い口を入れて、狙った方向に倒します。ロープを掛けていたので、みんなでロープを引っ張って狙った場所に、倒すことができました。もう1本の木も見事切り倒すことに成功しました。
切り倒した木は、のこぎりを使って約40CMの長さに切り、薪として使えるようにしました。
○14:15~ ポット苗作り
どんぐり山に入って、足元を見ると、沢山未生を発見するとができます。特に昨年は、コナラのどんぐりが当たり年で、秋にたくさんの実を落としてくれました。その実があちらこちらで芽を出しています。
スコップを使って未生の苗を採取し、小さな植木鉢(ポット)に植え替えます。こうして、身近な場所に置いて、水を与え、ある程度の大きさまで育てたのちに、山に戻してあげる予定です。
コナラのほかにも、モミジやサンショウ、ヒイラギの未生を採取し、ポットに植え替えました。
○15:00~ まとめ、終了
今日は、3つの作業を行い、充実した活動となりました。
次回のネイチャーボランティアは7月7日(日)です。一緒に森の手入れをしてみませんか? 参加募集中です。(野口)
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