薬草風呂はいかが?
梅雨の盛りで、アジサイはいっそう鮮やかさを増してきました。花ショウブなどもそうですが、この時期に咲く花は、どうしてこんなに雨が似合うんだろう・・・と、センターの坂を上るたびに思ってしまいます。
そんな中、ひっそりと勢力を広げているのがドクダミです。独特の臭いとは相反して、可憐な花を咲かせてくれていますね。実は白い部分は正確には花びらではなく、総苞片(そうほうへん)という、つぼみを包んでいた「葉」の部分なのだそうです。花はというと、小さな黄色の部分が一つ一つの花なんだとか。植物の世界は奥が深い・・・
ご存知の方も多いでしょうが、ドクダミは体内の老廃物を外に出すなど、多くの薬効があります(漢方では「十薬」と呼ぶそうです)。
昨年のブログでは、どくだみ茶の作り方をご紹介していますが、『薬草風呂』として利用するのも効果が高いそうです。やり方は簡単。乾燥したドクダミの葉茎を布袋に入れて、湯船に入れればOKとのこと。乾燥させるまでは臭いとの戦いかもしれませんが、血行をよくして新陳代謝を高め、冷え性や皮膚のトラブルなどには効くそうですので、気になる方は一度トライしてみてはいかがでしょうか。(塚原)
| 固定リンク