のあそびくらぶ~じっくり遊ぼう~
森のようちえん「のあそびくらぶ」のご報告です。
本日は16名のお友達が集まってくれました。いつも男の子が多いのあそびくらぶですが、今日は、女の子が半分!ちょっぴりいつもと違う雰囲気で活動がスタートしました。
まずは、探検です。探検をしながら、竹だったり、坂登りだったり、生き物探しだったりをしました。この探検をする中で、子ども達は、いろいろなものを発見し、その発見の中から遊びが生まれていきます。
しおれてしまった竹を見て「死んじゃったんだね・・・」と呟いていた男の子。竹にも命が宿っていることを感じ取り、成長できなかった竹が悲しく思えたようです。
女の子はヘビイチゴを見つけました。赤くて小さい実がかわいらしいです。
石を手の上にのせた女の子は「これ、おだんごだよ!」と嬉しそう。散策路には、ただ歩いただけでは見落としてしまいがちな、自然の宝物がたくさん眠っています!
こちら、「お家づくりチーム」です。長い竹の棒で、間取りを描いていきます。「ここは玄関ね!こっちがリビング!」お部屋を作っていきます。好きなところに好きな大きさの部屋を作れるのは楽しいですね。
竹の椅子に座ってくつろぐ子達もいました。ゆったりリラックスムードです。
「ひたすら穴を掘るチーム!」です。探検の途中に見つけた穴(もと、竹の柵がささっていた穴)を見た子ども達は「この穴は地下で他の穴につながっている!」と頑張って穴を掘っていました。
穴を掘るのに使う棒。他の子が貸して、と言って、しばらく取り合いに・・・どうやって解決するのかと思ったら、「貸して!」「いいよ!」「でも、壊さないでね!」と、子ども同士で約束をして解決していました。大人が介入しなくても、しっかり自分達で考えられていました。
竹をカンカン鳴らす子がいたり、火おこしをしている子がいたりしました。火はおきませんでしたが、「夕飯の火をもやすんだ!」と一生懸命でした。ごめんね。本当の火おこしができたらおもしろいのにね・・・いつか機会があれば挑戦してみたいものです。
化石発掘現場では、地中に埋まった化石(おそらく瓦?)を取るべく、周りの土を木の棒で削っていきます。みんな集中して取り組んでいました。だんだんと化石(瓦?)が見えてきます。ワクワクしながら掘っていました。
今日は、その場にとどまってじっくり遊びました。土のにおい、土の感触、葉っぱの感触をじっくり確かめながら、思い思いの時を過ごしていました。
子ども達によって何が好きかは違います。体を動かすのが好きな子、虫が好きな子、どんぐりが好きな子・・・いろいろな子がいます。それを見つけてもらい、じっくり向き合える時間をのあそびくらぶで作っていきたいと思います。
またのご参加お待ちしています!(岩井)
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