ネイチャーボランティア 第46回目
ネイチャーボランティア 第46回目
参加者数6名、講師:やまぼうし自然学校スタッフ8名、センター職員2名(計16名)
ネーチャーボランティア2013年度、最初の活動のご報告です。4月の活動は爆弾低気圧により泣く泣く中止となってしまったので、今回が第1回目です。ネイチャーボランティアも5年目に突入しました。センターの森が元気なのも、このネイチャーボランティアがあるからこそです。
○10:00 集合
小雨降る中ではありましたが、自己紹介、準備運動をして、森に入る準備をしました。
○10:30~ 木の伐採へ
立ち枯れた木を伐採しました。初参加の皆さんも、ノコギリを手に、木を切ります。まずは、三角型の受け口を入れます。なかなか力がいるので、交代で切っていきます。立派な受け口ができました。続いて追い口を入れました。
木にかけたロープを全員でひきます。グググ・・・ゆっくりと木が倒れていきます。完全に木が倒れると歓声があがりました。
倒れた木の枝を切り落としていきます。人数がたくさんいたので、あっという間に枝がなくなりました。皆さん、手際よく切っていきました。
切った木を運びます。これも人数がいるので、楽々運べます。
切った木の切り口を見てみます。年輪を数えると、この木の年齢がわかります。
おおよそ27歳ぐらいのようです。年輪1つが1歳なので、数えることができます。
木が成長していくのは、内側、外側、どちらでしょうか。正解は、外側です。たとえば、人間の肌は内側で新しい細胞ができ、外側の古い細胞と入れ替わっていきます。しかし、木の場合は内側は水を吸い上げるだけで、新しくはならないそうです。なるほど~!
今日の昼食は、オニギリと、やまぼうし自然学校のスタッフの方が持参して下さった山菜を食べました。自然の恵みの美味しさを堪能しました。
また、中学校の先生がピザの試作にいらしていたので、一緒にピザもお手伝いしました。
○13:30~ ミニ講義
今日は肥料のお話です。野菜を育てるのに必要な、窒素、リン酸、カリウムについて学びます。
○14:00~ 丸太でベンチ作り
以前、倒した木を使い、ベンチづくりです。力を合わせて木を引っ張りあげ、木の皮をはぎます。あっという間に木が裸になってしましました。木の下に丸太を入れればベンチの完成です。
座って皆さんで記念撮影です。木は薪にもなるし、ベンチにもなるし、家にもなります。今、木材を捨てるとなるとゴミとして出すしかない場合が多いのですが、燃やしてしまえば、灰になり、土に還ります。まさに循環型の材料なのです。
今日は、新しい参加者も加わり、和気あいあいとした雰囲気の中活動を終えることができました。
皆さん、最後に「次回も行きます!!」とおっしゃって下さり、嬉しく思いました。
次回のネイチャーボランティアは6月2日(日)です。一緒に森林のお手入れをしてくださる方募集中です。ご参加お待ちしております。
お疲れ様でした!!(岩井)
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