どんぐり山は「宝の山」
春のどんぐり山を散策しました。愛らしい植物や食べられる野草等を沢山発見できたので紹介します。
まずは、愛らしい植物を紹介します。
「春蘭(しゅんらん)」 日本各地で見られる野生ランの一種。どんぐり山では絶滅したと思われていたが、森の手入れを行ったことで絶滅をのがれることができた。小さなランの花が愛らしくてかわいい。
「コナラの未生」 昨年は2年に一度のドングリのあたり年で、たくさんのどんぐりが実を落としました。ほとんどのどんぐりは芽を出すことなく、小動物の餌などになったりしましたが、中には写真の様に立派に目を出した物もあります。
「ポット苗」って聞いたことありますか?植木鉢にどんぐりの苗を掘って来て植え、ある程度の大きさになるまでは、水を上げたりして育てる方法です。こうして育てた苗を植え直すことで、木を丈夫に育てる方法です。 (ネイチャーボランティアの事業でポット苗を実践する予定です。)
食べられる植物も沢山発見できました。
「はりぎり」 とげがあり、たらの芽やこしあぶらに似たおいしさがある山菜です。センターには大木が多く、芽を摘むのが困難で、毎年指をくわえて見ています。
「山椒(サンショウ)」 若葉は佃煮にするとおいしくいただけます。葉の付け根に2本のトゲが出ているのは食用可能。2本のトゲが不ぞろいに出ているのは鳥山椒(カラスサンショウ)といって
食べられません。
「三つ葉」 日陰の道端に目をやると、野生の三つ葉が群生しています。若芽はお吸い物など入れて香りや味を楽しめます。
ちょっと散策しただけでも、沢山の発見があるどんぐり山、黒川にお越しの際は、ぜひ、散策を楽しんで見てください。(野口)
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