春の気配
センターを歩いていると少しずつ春の気配がします。
ヤツデの花は咲き終わって小さな実のようなものがついています。
しだれ梅には丸い小さな実が・・・と思いきや、花を咲かせる日を待つ小さなかわいい芽でした。
この芽が成長して、花が咲き、そして実になるのですね。なんだか待ち遠しいです。
ウグイスカグラにも小さな芽が少しずつ出てきました。花が咲くのは4,5月頃だそうです。
また、アオキを見てみると、緑色のつやつやした実がついていました。
これからもっと赤く丸くなって熟していきます。
民間療法でアオキの葉は薬にもなるそうです。
葉をそのまま炙って柔らかくして貼り付けたり、葉の汁を煮詰めて使うそうです。外用薬としては凍傷、火傷、傷や腫れ物に効果があり、内服すると便秘薬にもなるとか。身近に生えている木の葉が薬になることがあるのですね。
どこかを歩いているときや、センターにいらしたときにでも、少しずつ変化してゆく植物をのんびり眺めてみてはいかがでしょうか。季節の移り変わりやどんな植物が生えているのかなど、新しい発見があるかもしれませんよ。(片岡)
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