大量のみかん箱・・・正体は?
今日は、大量に届いたみかん箱を納戸にしまいました。こんなにたくさんあったら腐ってしまうのでは!?・・・そんな心配は無用です。中身はしっかり乾燥していて、そう簡単には悪くなりません。何を隠そう、届いたのはみかんではなく木炭でした。
黒川周辺の里山では、今でも「炭焼き」が行われていて、センターでは、里山の資源・エネルギー循環を促進するため、地場産の炭を購入しています。質が高くて使い勝手がよいため、大変重宝しています。
先日職人さんに話を伺ったところ、今シーズンは2月頭くらいまで作業を続けるそうです。
炭焼きは冬に行うのが一般的で、理由としては、
①夏場は材となる樹木が水をたくさん吸い上げていて伐(き)るのが大変である
②炭材や窯がすぐに冷えて効率がよい
等が挙げられます。里山的な生活が残っていた頃は、冬になるとあちこちで炭が焼かれていましたが、今ではめずらしい風景になってしまいました。
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