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2012年12月18日 (火)

しめ縄を知ること=日本を知ること

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この時期、センターでは、しめ飾りづくりがよく行われています。「黒川のおもちつき2012」でもしめ飾りづくりのブースがあり、各回、たくさんのお客様で賑わっていました。

本日いらしていた団体さんもしめ縄を作っていました。しめ縄づくりをみていると、もうすぐ今年も終わるのだな、という雰囲気がして来ます。

ワラを水分を含ませ、木槌でたたいてやわらかくします。

その後、縄を編んでいきます。今回は3つの束を編んでいました。まずは、2つの束を編みしめ、最後に、残りの1束をほつれないように流れにそって、編んでいきます。

さて、この「3」という数字の理由についてですが、中国では「奇数」は神聖な数字となっているそうです。例えば、日本では、三重の搭、五重の搭があったり、3月3日、5月5日、7月7日など、奇数がそろう日には行事があったり、また、「早起きは三文の得」「石の上にも三年」ということわざがあったりと、親しまれています。

P1050546P1050530このしめ飾りは、周囲の汚れを立つ神聖な場所に飾ります。たとえば、玄関や床の間、台所に飾るのが良いようです。家を守ってくれるのですね。飾ると「よしっ、今年も頑張るぞ!」という気にさせてもくれます。

しめ飾りひとつでも、いろいろな伝統や意味があります。それを知ることは日本の伝統、文化を知ることにも繋がります。日本の伝統、良いものはしっかりと受け継いでいきたいですし、子ども達にも伝えていきたいものです(岩井)

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