のあそびくらぶ~2012年最後の活動です~
のあそびくらぶの活動のご報告です。
今日は寒かな?とも思いましたが、ダウンを着て、帽子をかぶって、走り回っていると、寒さなんて関係ないようです。
森の中に、ピカピカ光る緑色の虫の羽が落ちていました。1人の男の子が見ていると、2人、3人と加わり、近くを通った男の子も「おいでよー!」と手招きして呼びます。「羽かなあ?」「中身は食べれれちゃったんだね。」虫の羽に想像を膨らませ、子ども達なりの答えを出していました。
カレー屋さんです。お父さん、お母さん、おじさんの3人で経営をしています。スタッフがお店に入ると、お母さんがお水を出してくれました。お父さんは鍋(井戸)で懸命にカレーを作ります。お店オリジナルのコーヒーカレー!大人の味で8057円で絶賛販売中です。
幼稚園の違う3人の子ども達。お互いの名前を覚え、きちんと役割を決めて遊んでいました。実は、子どもが4人いて、おじさんはカレー屋ではなく会社員で・・・という細部な設定も共有しており、本当のカレー屋さんにいる感覚になりました!
探検隊・・・改め、大冒険隊です!今日はひたすら歩きました。走りました!
みんな早い!待って待って!と必死についていく後方チーム。しかし、先頭チームの子達が、たびたび後ろを振り返っては「後ろが来てないよ!」と確認して待っていてくれていました。子ども達の自由な遊びを大切にするのあそびくらぶではありますが、周りのお友達のこともしっかり考えてあげられるのは、いつも感心します。
土手では、上にいる子が木の棒を下の子にたらして「つかまってー!」と叫んでいました。
そして、つかまって登った子に対しては、「大丈夫?」という労いの言葉が自然と出ていました。
木の棒で顔を作っていました。「顔が曲がっちゃったー」と照れながら答えていました。
私には、優しく微笑んでいるようにみえます。皆様にはどんな顔に見えますか?
たくさんのワラがありました。「黒川のおもちつき2012」のしめ縄作りで使ったものです。ワラを見るやいなや駆け寄る子ども達。そして、古井戸の中に入れてお風呂にしていました。
子ども達の顔を見ると、本当に湯船に入っているような気持ちになります。
大人は、何かをする時には、様々な選択肢の中で迷ったりするものですが、子ども達は、ワラを見た瞬間、お風呂!というインスピレーションが働いたようです。
今日は、いろいろな遊びをしました。子供の数だけ遊びがあるということを感じました!
特にプログラムが決まっていない、子ども達の自由な意思により活動が展開されているのですが、のあそびくらぶでは「ケンカ」が滅多におこりません。
「譲る」「与える」「感謝」がとても自然にできることに驚きます。また、男の子が女の子に優しくしたり、年長さんが年中さんに教えてあげたり、という場面が多いので、何となく自分の役割を自覚してもいるようです。
2012年はありがとうございました。お正月明け、少しの間ではありますが、ひとまわり成長した子ども達に会えるのを楽しみにしております!
皆様の2013年が素敵な一年になりますように、たくさんの笑顔で溢れますように。
心からお祈り申し上げます!!
よいお年を~!!!!!(岩井)
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