センターの薪
食欲の秋。本日センターではいも煮会が行われています。週末はドラム缶ピザやダッチオーブン、BBQなどが行われ、多くの利用団体が、アウトドアクッキングを楽しんいました。
川崎市内には、火を焚いてクッキング焼キャンプファイヤー等を楽しめる場所はほとんどありません。そう考えると黒川駅から3分という立地条件の中で、火を焚いて楽しむことのできることは貴重な施設と言えます。
センターの人気プログラム「ドラム缶ピザ」では、沢山の薪を使います。薪の状態が良くないと、おいしいピザが焼けません。松などの油が多い薪は、黒い煙が出るためピザが煤けてしまいます。水分の多い薪も煙が出るため、あまりお勧めできません。
炊事用の「バタ薪」(針葉樹の細い薪)は一気に火力があがり、焚きつけとしては最適です。しかし、すぐに燃え尽きてしまいます。火がついたら、「カタ薪」(広葉樹の太めの薪)を追加し、火を安定させます。
カタ薪は、センターの主催事業「ネイチャーボランティア」の時に、参加者の皆さんと木を切って、薪小屋に積み、乾燥させたものを使います。
生きた木を切った場合は3カ月~半年は乾燥させないと、水分が多くて薪としては使えません。切った木を放置しておくと水分が飛んで固くなり、斧で割ることができなくなってしまいます。
ドラム缶でおいしいピザを焼くためには、良質の薪がないと、外はこんがり、中はジューシーなピザを焼くことはできません。
火を使ったプログラムをいつでも楽しんでいただけるよう、良質な薪を常に整えておきたいと思います。(野口)
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