実りの秋を体感! 親子アウトドア教室(2)~ネイチャーウォッチング~
今日は、黒川主催の親子アウトドア教室(2)『ネイチャーウォッチング』を実施しました。
昨年同様、センターを飛び出し、はるひ野駅からのハイキングルートを歩いてきました。講師には【やまぼうし自然学校】から松永さんと山口さんを迎えました。
まずはさくらの広場でウォーミングアップです。“秋”と言って思いつくものを絵に描き、お互いの秋をゲームを通してシェアしました。出てきていたイメージは、食べ物系が多かった気がします。
いよいよ本物の秋を探しに出発です。スタートしてすぐ、ドングリや栗がたくさん落ちていて一気にスイッチが入りました。みなさん、なかなか進みません(笑)
秋はまさしく実りの季節。様々な植物が実をつけ、子孫を残そうとしています。
これはホウノキの実の残がい。葉が大きいだけあって、実も巨大ですね。
カラスウリがオレンジ色に熟していました。手前のミニスイカみたいなものが、最後は鮮やかに色を変えるのだから不思議です。
赤やオレンジなど目立つ色に熟すのは、鳥などに見つけてもらい、食べられることで種子が運ばれるのを狙っているそうです。したたかな生存戦略なんですね。
森を抜けて谷戸に下りてくると、スズメが干してある米の近くに群れていました。心なしか、みんなふっくらしているような・・・
午後からは、黒川東営農団地でサツマイモ掘りに挑戦です。株によっては深く入り込んでいるものもあり、ワーワー言いながらの楽しい収穫体験でした。
お芋を焼くため、畑からセンターに向かいました。到着後、おいもをじっくり焼き上げる間に、ドングリなどを使ってお土産づくり(ネイチャークラフト)をしました。
見てください、この創造力!私の想像をはるかに超える力作の数々です。
クラフトに夢中になっていると、あっという間にお芋が焼けていました。アツアツのおいもを手にして、思わず表情が緩みます。「うま~い!!」
最後はお腹も満たされ、実りの秋を堪能した一日は終わりました。
毎年当たり前のように繰り返す季節ですが、個人的に今日は、四季が豊かなこの国にいることの幸せを感じました。
これから紅葉もはじまりますし、まだまだ秋は続きます。ぜひ皆さんも身のまわりの“秋”を探してみてくださいね。
ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。(塚原)
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