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2012年7月24日 (火)

植物の不思議

今日は、セミの鳴き声が一段と大きく響いています。
夏らしい日がやってきました。今日は、夏探しをしようと、グラウンドに出たところで見つけたものをご紹介します。


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ツワブキの葉っぱに、黄色の斑点がきれいについていました。
はじめは光が当たっているのかと思いましたが、それにしては、ずいぶんとくっきり見えるなぁと思い、近寄ってみました。数の多少はありますが、近くに生えている葉っぱには同じように斑点がついていました。(センター入り口の坂を登りきったところにあります。)

調べていくと、斑点も模様のひとつ、「蛍」という名前の種類らしいということが分かりました。

さて、もう一つ。下の葉っぱの虫食いのあとをよくご覧下さい。
これは、ミョウガの葉っぱですが、なぜ、このように、規則正しく食い跡がついているのでしょう??


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他にも、笹などの葉でも同じような食べ跡が見られることがあります。

正解は、先端がまだくるくると巻かれている時(つまり、葉が生えたての頃)に虫に食べられたから、なんですね。
そのまま、育って葉っぱが開いた時に、食い跡だけは、残っていたので、列状になった、というわけです。虫としては、食べたのは、1箇所のはず。

このような植物(+動物)の作り出す不思議が、自然の面白さのひとつだなぁと思っています。また、子ども達やここを利用する方々が、自然に目を向けるきっかけにもなる、と思っています。

またセンター内の不思議を見つけたら、報告しますね。みなさんも、ぜひ、こんな面白いこと(もの)があったよ、というものを見つけたら、教えてくださいね。(古池)

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