ネイチャーボランティア活動報告
6月のネイチャーボランティアは、鎌倉女子大学の学生さんと先生も一緒に参加し、講師も含め15名での活動となりました。
ネイチャーボランティアとは、毎月1回第1日曜日に、黒川青少年野外活動センターのフィールド(森林)の整備を行う自主事業です。
やまぼうし自然学校の森林インストラクターの皆さまを講師に迎え、センター職員と参加者のみなさんとで森林作業を行います。
午前は、道路脇の草刈り作業を行いました。森林整備初心者の学生さんと経験豊富な参加者とでペアーを組み作業開始。
カマやノコギリを使って草を刈っていきます。刈った草は袋に詰めセンターのトイレ脇まで運んで積み上げました。
約1時間で、きれいに草を刈り終える事ができました。人手が多いと作業がはかどります。
きれいに刈り終えた場所に、刺し木で育てたアジサイを移植しました。これから梅雨時期なので、アジサイがしっかり根を張ってくれることを祈って植えつけました。
何年か後にはアジサイで有名な野外活動センターをめざしたいと思います。
昼食は恒例のカレーライス。気候も良いのでアウトドアで食べました。
昼食後に行うミニ講座では、講師の松永さんより葉っぱの話をいただきました。
葉っぱには木部(きぶ)と篩部(しぶ)があり、木部は水を運び、篩部は養分は運ぶ役割をしていて、葉脈の葉っぱを水に浸しはがすと、木部と篩部に分かれるとのこと。写真のように2枚にきれいにわかれました。
午後は、以前に切ったひさかきの「ひこばえ」の処理を行いました。
切り株から沢山生えてきた枝を、丈夫そうな数本を残して刈りこむ作業です。こうすることで、丈夫な枝をしっかり伸ばすことができます。
その後、枯れてしまったコナラの木を3本切り倒しました。
ロープを使って木を倒す方向に引っ張り、のこぎりを使って切り倒しました。
予定していた方向に倒れなかった木もあり、改めて細心の注意が必要だという事を思い知らされました。
次回のネイチャーボランティアは7月1日(日)です。皆さまの参加をお待ちしております。(野口)
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